第26回世界年齢別トランポリン競技大会 レポート ー 4日目 (最終日)

報告者:日本体操協会

本日までのメダル数 3 個 銀 3 個 銅 6 

第26回世界年齢別トランポリン競技大会は最終日を迎えた。最終日は期待していたメダル数には届かなかったものの、銀メダル1個を獲得した。また、昨年のブルガリア大会では合計6個のメダルだったが、今年は大きく飛躍して12個のメダルとなった。

17-21才 女子個人競技では、桐生莉沙 (大泉スワロー体育クラブ) が、予選の第2自由演技で自己最高点を更新して改心の演技を見せ、予選を1位通過した。しかし、決勝の演技では8種目目のフルインフルアウト(T)を後方に倒してマットに直接落下してしまった。

17-21才 男子個人競技では、海野大透 (静岡産業大学クラブ) が予選の第2自由演技の最2種目目のハーフインハーフアウトトリフィス(T)で前方に大きく移動し演技が乱れたことで得点が伸びず予選敗退。また、同カテゴリーに出場した宮野冬馬 (星稜クラブ) は最初の予備ジャンプが合わず停止。0.4 の減点がされるものの10種目を通し切ったが、世界の壁に阻まれ予選敗退となった。

15-16才 女子 シンクロナイズド競技では、増崎セリナと播磨ここね (ともにキタイスポーツクラブ) が銀メダルに輝いた。播磨ここねは13-14才の選手だが、日本代表ではこのカテゴリーに一人しかおらず、シンクロナイズド競技のルールでは上のカテゴリー選手とペアを組むことが可能。跳躍の高さや技術が上の選手と組むには、相当な技術を必要とするが、増崎がうまくリードし、かつ播磨がそこについていくという息のあった演技をしメダルを獲得することができた。

15-16才 男子 シンクロナイズド競技では、西岡隆成 (キタイスポーツクラブ)・豊後輝道 (星稜クラブ) ペアが、中断という結果に終わった。豊後が5種目目で大きく前方に移動し、6種目目で調整できずマットに落下した。

<大会3日目 結果>

17-27才 男子 個人競技
11位 宮野冬馬
26位 海野大透

17-21才 女子 個人競技
7位 桐生莉沙

13-14才 女子 シンクロナイズド競技
2位 増崎セリナ・播磨ここね ペア

13-14才 男子 シンクロナイズド競技
16位 西岡隆成・豊後輝道