第35回世界トランポリン 西岡隆成 世界最高難度 初出場で銀メダル獲得!

「第35回世界トランポリン競技選手権大会 (アゼルバイジャン・バクー)」において、11月21日 (日) に行われた個人競技決勝に臨んだ西岡隆成 (キタイスポーツクラブ) は、世界最高記録となる18.9の難度を決め、世界選手権初出場で銀メダルに輝いた。

西岡は「今回の目標としては海外で名前を売ること、また決勝では難度のワールドレコードを更新すること」だったと話し、今大会のすべての演技で目標を達成した。

予選の第2自由演技では、大技の「3回宙返り3回捻り」を決めて会場を沸かせた。トランポリン競技では、1種目目が一番高い跳躍になり、それ以降高さが落ちていくのが通常。高さとの関係や、技の回転数、捻りの数から見ても1種目目に実施するだろうと思われるこの技を、最終の10種目目で使い実力を見せつけた (難度17.5  予選11位通過)。

準決勝ではさらに難度を18.0にまで上げ、安定した演技で5位通過。決勝では異なる種類の3回宙返りを10種目中7本実施して18.9をマーク。世界記録を塗り替えた。「最終的には10種目すべてを3回宙返りで実施したい」と大きな目標に掲げていた。

※準決勝進出:各国3名まで
※決勝進出:各国2名まで