ロンドン五輪レポート15男子トランポリン

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 現地8月3日、男子トランポリンスタート。
<1回目>
■第1グループ
FEDORENKO Nikita (RUS)D3.3,E28.3,T18.265=49.865
PENNES Gregoire (FRA)D3.3,E28.100,T18.370=49.770
JENSEN Peter (DEN)D3.1,E27.200,T18.615=48.915
BURNETT Jason (CAN)D3.5,E28.000,T18.170=49.670
NIKITIN Yuriy (UKR)D2.7,E28.100,T18.135=48.935
伊藤正樹 (JPN)D3.1,E28.700,T18.190=49.990
GLUCKSTEIN Steven (USA)D2.9,E28.200,T17,755=48.855
MODZEL Viachaslau (BLR)D3.2,E26.600,T17.900=47.700
■第2グループ
GANCHINHO Diogo (POR)D3.3,E26.900,T18.600=48.800
STEHLIK Henrik (GER)D3.1,E27.600,T17.735=48.435
DONG Dong (CHN)D3.4,E29.200,F18.560=51.160
CANNONE Flavio (ITA)D3.2,E26.100,T18.150=47.450
USHAKOV Dmitry (RUS)D3.3,E28.800,T18.605=50.705
上山容弘 (JPN)D3.5,E27.774,T18.280=49.554
GAUDRY Blake (AUS)D4.0,E26.400,T18.860=49.260
LU Chunlong (CHN)D3.4,E28.524,T19.140=51.064
<2回目>
■第1グループ
FEDORENKO Nikita (RUS)57.205-107.070
PENNES Gregoire (FRA)57.769-107.539
JENSEN Peter (DEN)55.780-104.695
BURNETT Jason (CAN)59.395-109.065
NIKITIN Yuriy (UKR)30.165-79.100
伊藤正樹 (JPN)59.820-109.810
GLUCKSTEIN Steven (USA)12.165-61.020
MODZEL Viachaslau (BLR)56.180-103.880
■第2グループ
GANCHINHO Diogo (POR)12.640-61.440
STEHLIK Henrik (GER)57.630-106.065
DONG Dong (CHN)61.735-112.895
CANNONE Flavio (ITA)56.720-104.170
USHAKOV Dmitry (RUS)61.900-112.605
上山容弘 (JPN)60.255-109.809
GAUDRY Blake (AUS)34.995-84.255
LU Chunlong (CHN)61.235-112.299
<決勝>
1番目 FEDORENKO Nikita (RUS)3回宙4つを成功。
2番目 PENNES Gregoire (FRA)3回宙3つ。
3番目 BURNETT Jason (CAN)3つ目の演技できず中断。
4番目 上山容弘(JPN)3回宙3つ。
5番目 伊藤正樹(JPN)3回宙3つ。
6番目 LU Chunlong (CHN)3回宙3つ。
7番目 USHAKOV Dmitry (RUS)3回宙4つ。
8番目 DONG Dong (CHN)3回宙5つ。
<結果>
1位 DONG Dong(CHN) D17.800 E27.100 T18.090 62.990
2位 USHAKOV Dmitry(RUS) D17.100 E26.524 T18.145 61.769
3位 LU Chunlong(CHN) D17.100 E25.849 T18.370 61.319
4位 伊藤正樹(JPN) D16.600 E26.300 T17.995 60.895
5位 上山容弘(JPN) D16.600 E25.875 T17.765 60.240
6位 FEDORENKO Nikita(RUS) D17.300 E23.900 T17.905 59.105
7位 PENNES Gregoire(FRA) D17.100 E24.500 T17.205 58.805
8位 BURNETT Jason(CAN) D2.200 E2.600 T1.915 6.715
 昨日まで体操競技会場として熱戦が繰り広げられていた会場は、同じ体操ファミリーのトランポリンの戦いの場となった。日本からは昨年の世界選手権団体金メダルを獲得した主力メンバーである伊藤正樹と上山容弘が出場。予選を4位と5位で通過し、決勝を迎えた。メダル獲得には上位3選手と差のある難度点をどれだけ実施点でカバーするかにかかっていた。
 上山はマットの中央から外す部分もあったが持ち直し、演技を達成。前の演技者が2つの技で大きく外れて途中で中断した後の演技者としてはしっかり演技をまとめて次の伊藤につなげた。そして伊藤はほぼ会心の演技を披露。個人競技でありながら、チームとして戦う姿を見た。残念ながら上位3選手が素晴らしい演技を見せ、さらに優勝したDONG Dongは予選よりもさらに難度点をあげてきて、金メダルを揺るぎない形で手にした。
 日本はメダルを逃したが、伊藤の実施点を示すスコアは3位。予選よりも実施点をあげての決勝の戦いだったことから、今持つ力を十分に発揮した結果だったと言える。また、前回大会で決勝進出は外村哲也一人だったが今回は二人が進出。着実に日本トランポリンの力も上を向いていると思う。今後とも応援よろしくお願いします。
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