第66回全日本新体操大会レポート 男子
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■個 人 総 合
国立代々木第一体育館で開催されている「第66回全日本新体操選手権大会」の2日目、個人総合が決定した。男子個人総合では斉藤剛大選手(国士舘大学)が初優勝。
今大会では上位中間レベルでの同点が多く見受けられ上位陣が僅差で誰が優勝してもおかしくない状況だったが、全種目で安定した演技を披露した斉藤選手が優勝を果たした。スピード感ある多彩な技は目を見張るものがあった。
最近では個人各選手の動きや難度で個性が目立つようになり審判員泣かせの原因となっていることは否めないが、客観的に大会がエンターテイメント化してきており楽しく観戦ができるのではと感じた。
■団 体
男子団体では、花園大学が念願の「初優勝」となった。予選から各難度や要素で難しいことに挑戦しているのにもかかわらず危なげなく実施できたことが優勝につながった。体系の変化やスピードの変化も多彩な演技であった。予選決勝とも観客を含めた多くのものを魅了できたのではないかと思う。
*花園大学監督コメント*
今持ってる力を全部出す事ができ、本当に良かったです。みんな良く頑張ってくれました。
また、改めて沢山の人達に支えられていると強く実感しました。本当にありがとうございました。
報告:男子新体操委員会副委員長 臼井俊範