2019新体操日本代表選考会・レポート③(団体)

報告者:広報委員会 藤野朱美

2019新体操日本代表選考会 2日目

【団体フープ3+クラブ2】

ユニバーシアード新体操代表候補権を獲得したチームは武庫川女子大学であった。
昨年の全日本選手権で悲願の初優勝を果たした、今勢いのあるチームである。手具の投げ方、受け方に工夫がみられ、独創性の高いコラボレーションリスクが数多く見られた。5人の選手の息もぴたりと合った同時性に優れた演技と独特の表現力で観客を魅了した。コラボレーションリスクで少し空気が乱れる場面もあったが、大きな減点に繋げない素早い対応で纏め上げた。昨日に引き続き落下ミスなくプログラム通りの演技を披露した。
D1-2 5.000 D3-4 9.700 E5.050 得点19.750

2位は日本女子体育大学。
ユニバーシアード出場の権利は逃したが、5名の選手の息が揃った気迫を感じる完成度の高い演技を披露した。
D1-2 5.400 D3-4 8.600 E5.250 得点19.250

3位は東京女子体育大学。
昨日トップ通過であったが今日は得点が伸びなかった。コラボレーションリスク、交換で移動が目立った。
D1-2 4.800 D3-4 8.300 E4.350 得点17.450

武庫川女子大学はユニバーシアードに向けて更に技を磨き、大学生の最高峰の大会で大きく飛躍してほしい。

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