第35回世界新体操選手権帰国報告会見

報告者:日本体操協会

2017年9月5日(火)イタリアから選手団が帰国し、報告会見を行いました。
◆杉本早裕吏
2017年の最初のミーティングの時に、メンバー全員で声をそろえて「世界選手権で総合でメダルを獲得する」という目標を決めて、それを有言実行できたことがすごく一番嬉しい気持ちでいっぱいです。次の日の種目別で誰一人気を緩めず、最後まで踊りきれたのもすごく自信になったと思います。これからが勝負だと思うので、強豪国に負けない日本チームらしさをもっともっと出していって東京オリンピックに向かっていきたいと思います。
◆鈴木歩佳
今回の世界選手権は初出場となったのですが、4試技とも最後まで強い気持ちでやり切れたことと、すべてのカテゴリーでメダルを獲得することができすごく嬉しい気持ちでいっぱいです。支えてくださった方々や応援して下さった方々に恩返しができたので良かったです。この結果で満足せずにもっと上を目指してチーム皆で頑張っていきたいです。
◆横田葵子
今回の世界選手権では、他のワールドカップより自分の中で緊張感があったのですが、とてもいい演技で終わることができメダルを獲得することができとても嬉しい気持ちでいっぱいです。この嬉しさはたくさんの方々のサポートがあってこその嬉しさだと思うので、色んな人に感謝をしてこれからも頑張っていきたいと思います。
◆松原梨恵
今回世界選手権で4試技やり切れたということが今はほっとしています。私は2009年からこのチームに加入してやってきましたが、「今までやってきてよかった」と思うし、やっと強豪国とメダル争いのところまで行けたという自信につながりました。これで満足せず、一番いいメダルの色を獲得できるようにこれからも努力し続けていきます。
◆国井麻緒
本日はお集まりいただき有難うございます。今回の世界選手権ではたくさんの練習を積み重ねてきたので、自身をもってフロアに立つことができて、いつもの練習と気持ちも変わらず踊ることができました。踊っている途中もすごく楽しんで踊ることができて、今でもその感覚を覚えています。こうして結果を出すことができてすごく嬉しいですし、東京オリンピックに向けてもっと新体操を広めていけたらと思うので、これからも頑張っていきたいと思います。
◆竹中七海
今回、初めての世界選手権だったのですが、他のワールドカップとは違う独特の緊張感の中で演技しました。その緊張感は私にとってとても嬉しいもので自分自身いい経験でした。今回目標にしていた4試技やりきるということは達成できてとても嬉しいし、これを自信にして東京オリンピックに向けてこれからも頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
◆喜田純鈴
今回の世界選手権は初出場で、いつもと違う緊張感の中で最初はどうなるか不安だったのですが、やっているうちにすごくのびのびと演技することができました。
種目別のフープでは決勝で演技ができ個人総合でも決勝の舞台で自分の納得いく演技ができたことが自信につながりました。来年からはもっと上を目指していけるようにこれからの練習をもっと頑張りたいと思います。
◆皆川夏穂
世界選手権ではたくさんの応援有難うございました。種目別フープでは銅メダルを獲得し、個人総合では5位入賞することができました。
この4年間ロシアに留学をして毎日どんなときも諦めずに指導して下さったナディア先生。育てて下さったイオンの先生方、これまで支えてくれた両親・家族に感謝の気持ちを伝えたいと思います。
*質疑応答
①質問:前回大会でメダルを1つ、今回で3つメダルを取っていますがその数以上に大きな成長があったと思いますが、チームの成長でどんなことを感じていますか?
②回答:杉本早裕吏
畠山選手が引退して、私と松原選手が引っ張っていくということを周りから言われていましたが、全員一人ひとりが成長していてしっかり自分の意思を持って練習に臨むという姿勢があり、練習もすごくスムーズにいく部分があったからこそこの結果に?がったのではないかと思います。今回のメダル獲得という結果は、出場できなかった選手も含めた10名全員で勝ち取った結果だと思います。
②質問:このチーム良いところ(長所)はどういうところに感じていますか?
③回答:松原梨恵
常にプラス思考だと思っています。辛いことや大変なことがあっても「今を乗り越えれば強くなれる」とメンバーでいいあったり、「これを乗り越えれば試合なんて全然怖くない」とプラス思考に考えて1人1人明るいチームだと思います。