2017新体操国際トーナメントイタリア大会レポート1
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【インターナショナルトーナメント大会1日目】
W杯ペサロ大会の直後に、インターナショナルトーナメントが開催された。
《ジュニア団体(クラブ×5)》
日本は1月末に選抜チームを結成し、月に2回程度の短期合宿を行って、この国際大会に初出場することとなった。
短期間での練習ではあったが、まとまりも良く、スピーディーな演技をした。もぐり回転での連係で落下があり、D7.400(ジュニアは8.000満点) E7.000 14.400
22チームというたくさんのチームが参加している中、現在11位。
だいぶこなしが良くなってきたので、作品に隙間が見えてきた。また変更した方が良い箇所も見えてきたので、加点となる連係を入れたり、BD(身体難度)を変更したりしていけば、もっと上を望めるだろう。
団体は今日と明日2回の演技をして決勝に8チームが進めるが、現在1位はロシア。
シニアかと見まごうばかりの貫禄と身体能力、表現力を持ち合わせていて、頭ひとつぬきんでている。
2位アゼルバイジャン、3位イタリア、同点3位ブルガリア、5位イスラエル、同点5位ベラルーシなどは、作品の工夫や選手の質などに大差はない。
アゼルバイジャンを除いて、このすべての国がD8.000を獲得。ジュニアは8点満点であるが、7位のハンガリーまで含めて6ヵ国が満点を得ている。
今後はより精度の良い実施が求められていくのであろうか。工夫されて大きさもある演技と、単純でたどたどしい作品でも、実施の差はあまりないため、まだ少し読めないところがある。
いくつか試合をこなすうちに整理されていくとは思うので、傾向把握と対策をスピーディーに行っていきたい。
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