リオデジャネイロオリンピック新体操団体選手発表会見レポート

報告者:

7月26日に国立スポーツ科学センターで「リオデジャネイロオリンピック新体操団体日本代表決定記者会見」を開催しました。
【選手コメント】
杉本早裕吏これまでの4年間、メンバーの入れ替えもあったがいまの9人でやってきました。
ぎりぎりまでメンバーが決まらなかったので、誰が入るかわからないし「最後まであきらめず頑張ろう」と言葉をかけ、だれか一人が弱い気持ちになるとチームが伸びないと思うので、9人分の気持ちをもって最後まで踊り切りたいと思います。
松原梨恵いままで4年間、チームの仲間と切磋琢磨してやってきました。オリンピック本番は一本しかないですが、一回で今までの力が出し切れるようチーム全員で頑張るのと、いままでたくさん応援くださった方々への恩返しの演技をして笑顔で追われるように頑張ります。
畠山愛理オリンピック近くまでメンバーがきまらなかったですが、9人誰も諦めないで、やってこれたのはチームの強みですしオリンピックの舞台に5人しか立てませんが、9人で作り上げた演技なので、9人で踊っていると思う気持ちをもって最後まで笑顔で支えてくださった方々に感謝の気持ちをしっかり伝えられる演技をしたいなと思います。
横田葵子小さいころからの夢だった舞台のオリンピックにメンバーとして選んでいただけてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。ここまで頑張ってこれたのは支えてくださった方々のおかげだと思うので、最後まで自分たちがやりきれることをやり尽し、本番では感動が与えられる演技をやり切れるように頑張ります。
熨斗谷さくら小さいころから夢であったオリンピック出場。その5人のメンバーに選ばれてほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです。ここまでこれたのも、小さいころから指導してくださった先生や、団体をやったことがなかった私を何時間も練習に付き合ってくださったチームのみんなや先生方、支えてくださった皆さんのおかげだと思っています。またここぎりぎりまでメンバーが決まらず、みんな緊張があったのですけど、9人、それ以外にもこのチームが結成されてから一緒に練習してきた仲間がたくさんいて、そのみんなの分の力が私たちを今ここに連れてきてくれたのだと思っています。みんなの分まで、また応援してくださった、支えてくださったすべての皆様に感謝の気持ちを込めて最高の笑顔で踊り切れるように、残りの日々を大切に練習してきたいと思います。
<選手への質問・回答>
Q.ワールドカップアゼルバイジャンの結果6位だったが、オリンピックでの手ごたえ、それぞれが持っている目標までの課題。
A.これまで一回一回の試合をオリンピックに想定してやろうとみんなで決めて演技してきました。オリンピック前ということもあり、どのチームも緊張感が伝わってきていて、どこのチームも両種目ともまとめてきていたと思います。今回、リボンで18点が出せたことは大きな自信になったと思います。安定していたクラブフープで乱れてしまったので、オリンピック本番までに精度をあげて自分たちの演技ができればあとから点数はついて来ると思う。今回のミスをプラスに考え、ミスをしないだけではなく交換の移動だったり、身体難度の確実にとれる正しい動きだったりをもっと練習しオリンピックの舞台ではすべて正しく出せるようにしていきたい。
Q.リボン4本投げが決まって、会場が沸いたことに対しての手ごたえ
A.オリンピック前の試合ですごくきれいに広がって、試合で成功するということはすごい自信にもつながりました。ですがここで安心しすぎずにしっかり練習して、オリンピックの舞台でも最後の最後に4本きれいに広がるようにチームみんなで息を合わせて成功させたいと思います。
Q.オリンピックの具体的な目標はメダル獲得になると思うが、それに向けての意気込み
A.オリンピックの目標は金メダルだが、まずは自分たちの演技をやらないことには結果はついてこないと思うので、両種目とも絶対にミスをしないということと、今課題としている動きの大きさ同時性など細かいところまで極めていき、オリンピックの舞台では弾けて踊って最高の演技をしてメダルをとりたい。
Q.ロシアのドーピング問題について
A.FIG(国際体操連盟)の判断がまだ決まっていないので、なんとも言えないですが、共に戦ってきた仲間でもあるので、オリンピックの舞台で一緒に戦えたらいいなと思います。
金メダル目指して頑張ります!!(動画)