エストニア新体操国際レポート
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2月10日、エストニアのタルトでエストニア国際競技会Miss Valentineが行われた。まだシーズンインしたばかりなので強豪は出場していないが、現在ロシアで合宿中の日本チーム(フェアリージャパンPOLA)は、少しでも多くの大会を経験しようと参加した。
出場国は日本を含めて6ヶ国(リトアニア、ノルウェー、スエーデン、グルジア、フィンランド、日本)。日本以外はオリンピックの出場国ではないため、どれだけ自分たちの力を出せるかがポイントであった。
本日の種目ボール5では、投げが小さくなったためにキャッチの移動が見られたが、初戦としてはまずまずの出来で、26.400で1位となった。
年末に創作した作品であるが、1月の中旬にロシア入りしてから、作品を大幅に変更。内容も日々変わり、選手たちはついて行くのに必死であった。
難度も本大会の数日前に変更され、また、エストニアに到着したのが昨日の夜だったために本会場練習もしていないが、どういった状況でもベストを尽くすということができるようになっており、徐々にたくましさが出てきたように思う。
難度のクオリティや、投げ受けの正確性、後半のスタミナなど、課題は多々あるが、初戦を大崩れすることなく乗り切ったことは評価に値する。
リボン+フープは明後日に行われるが、こちらも作品を大幅に変更しており、ひとつリズムを崩すとつながらない内容になっている。ミスをしたときの対処も含めて、大きな経験としていきたい。