アジア新体操選手権大会メダリスト帰国会見
6月10日~13日まで、韓国・チェチョンにて開催されました、「第7回アジア新体操選手権大会」にて、団体・個人共にメダルを獲得いたしました。
団体種目別リボンでは金メダル、個人種目別リボンで早川さくら選手が金メダルを獲得し、一番高い表彰台にも上ることができました。
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【大会を終えて】
★フェアリー ジャパン POLA 団体
↓杉本早裕吏(すぎもと さゆり)
今回のメダル獲得は嬉しい気持ちと、悔しい気持ちもあります。見ている人に感動してもらうのは、踊っている人が心から演じないとみている人には響かないと思うので、「心から踊る」を意識して演技しました。少しのミスで順位が落ちてしまったり0.05で競っている世界なので、一回一回の試合を大切にやって世界選手権では、自分たちのベストの力を出し、リオデジャネイロ五輪の出場枠を勝ち取りたいと思います。
↓畠山愛理(はたけやま あいり)
メダルを獲得したことで自身にもつながりました。種目別では一番いい色のメダルをとりたかったのはみんな同じ思いでした。力を持っていたと思うのでミスのなく、同時性や試合にもっていく練習の仕方がとても大事だと感じました。みんなでいい雰囲気で試合に持っていくことの大切さを感じた大会だったと思います。
今大会で感じたことをこれからの大会で活かし、世界選手権で五輪出場の切符をしっかり勝ち取っていきたいと思います。
↓鈴木歩佳(すずき あゆか)
今大会の試合は、3つメダルを獲得することができて嬉しかったのですが、課題もたくさんあった試合にもなりました。
これからワールドカップも続きますがひとつひとつの試合を大切に、もっとレベルアップして世界選手権では五輪出場権獲得できるように頑張っていきたいです。
★フェアリー ジャパン POLA 個人
↓早川さくら(はやかわさくら)
4日間の長い試合期間でした。最終日では気力と自分との戦いでしたが、4種目大きなミスなくまとめられたのがいい成績に繋がったのだと思います。今大会は大きな自信になりました。ワールドカップシリーズでも4種目ノーミスで演技できたことがなかったので、今回ノーミスで演技できたことが自信になりました。今回のような演技を世界選手権でもできるように練習していきたいと思います。
↓皆川夏穂(みながわ かほ)
今大会では1日目・2日目はミスがでてしまい、国別対抗のメダルを逃してしまったのですが、3・4日目には演技をあげていくことができたので今回はいろんな課題が見つかった試合になりました。
8月からワールドカップが2つ続くので、今回見つけた課題をクリアにして世界選手権では自分の一番いい演技ができるようにしたいです。
【今後の予定】
個人は6月下旬から合宿を行い、早川選手は7月10日からのユニバーシアードに出場。8月開催のソフィア大会(ブルガリア)、カザン大会(ロシア)に出場し、皆川選手は8月開催のハンガリー大会とカザン大会(ロシア)に出場した後に、ロシア合宿にて最終調整し、世界選手権へ臨みます。
団体は7月20日頃からロシア合宿予定。8月開催のハンガリー大会、ソフィア大会(ブルガリア)、カザン大会(ロシア)後、世界選手権に臨みます。
インナコーチからは、「練習の時からマックスの力でやりなさい」と指導されました。「フロアに立ったからには演じ切りなさい」ということと、「楽しくやりなさい」ということ。踊るときは「心から大きく踊る」ということを常に要求されています。選手たちも限界も作らず臨んでいきます。