ギリシャ新体操国際レポート2

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 W杯カラマタ大会は28日無事終了した。
 最終日の種目別の結果は、フープ7位、リボン&ロープ6位。交換時の移動等はあったが、フープでは初めて25点を超えた。
 昨日の団体総合2日目(リボン&ロープ)は、最初の3本投げをキャッチしたあとのステップで2本のリボンが絡まり、なかなかほどくことができずに、半分は演技していない印象であった。団体総合は2種目とも形にならず、8カ国中最下位に終わった。
 しかし終了後、長いこと話し合いもし、「うまくやろうとせず、いまやれることを精一杯やる」ことを再確認し、その効果もあって、今日は人が変わったようにエネルギッシュな演技をした。
 課題はたくさんあるが、そのうちのひとつが環境に慣れるのが遅いということ。種目別になってやっと目を覚ましても遅いので、その点をクリアしていかなければならない。
 またフープもリボン&ロープもまだ投げが安定しておらず、交換の距離が足りなくなったり、座でのキャッチにならなかったりしている。そういったことでDの得点がいまひとつ上がらず、AにもEにも影響を及ぼしている。今後投げの安定性を図っていく必要がある。
 良い出来と悪い出来の振り幅はまだ大きいが、チームを結成して3ヶ月あまりが経ち、精神的には少し落ち着いてきた感もあるので、その振り幅を少なくしていけるようにしていきたい。