全日本社会人大会新体操レポート
報告者:
10月26・27日に山形市総合スポーツセンターにて2013年度新体操社会人大会が行われた。
☆男子総評☆
<男子団体>
男子団体はアルフレッサ日建産業とRe:makeの2チームであったが、高難度の演技構成で挑んできており、全日本選手権上位クラスの演技内容であった。
アルフレッサ日建産業が要所を抑え、三連覇を達成した。
<男子個人>
◆優勝:廣庭選手(丹後ジュニア新体操クラブ)
廣庭選手は、持ち前の独創的な構成による演技を披露し、観客を引き込むことができていたと感じる。ただ、スプリングでないスポンジの床によりタンブリングで若干苦労し、その部分での減点があった。全日本選手権での活躍も期待したい。
◆2位:植野慎介(Chukyo R.G)
植野選手は4種目で非常に安定した演技を実施し、総合2位となった。全体的に流れる演技で美しく社会人らしくまとめた。
◆3位:内田秀晴(ケイアイスポーツ)
ベテランらしく安定した演技を実施。キレのある動きは健在で、まだまだ選手を続けてもらいた選手だ。
[男子文記載:臼井俊範]
☆女子総評☆
社会人大会は1部から3部まであり個人は26名団体は5チーム参加して熱戦が繰り広げられた。
1部は国際大会で日本代表となったベテランの選手達が繊細で表現豊かな演技、熟練されたダイナミックな演技を見せてくれた。
1位は穴久保 璃子(イオン)、2位大貫 友梨亜(東京女子体育大学OG)、3位は中津 裕美選手(東京女子体育大学OG)で全日本選手権大会に挑戦する。
2部は眞央裕美(KANAI RG )、3部は山形RG。特別ルールにより芸術性豊かに新体操の特徴を生かして演技をしていた。今後も社会人になっても新体操を愛好して努力する選手達を応援する大会になると思う。
[女子文記載:高橋衣代]