新体操WCCグルジュナポカ大会2022レポート2

報告者:新体操強化本部長 村田由香里

WCCグルジュナポカ大会 2日目

【個人】
・山田愛乃
昨日よりも演技一つ一つにエネルギーがあり、2種目ミスなくやり遂げた。今後、ステップだけではなくDB.DAにおいても曲を生かした表現が出来るよう作品に磨きをかけていかなければならない。

・喜田未来乃
1種目目のリボンにおいては、身体難度も明確に見え全体的に質の高い演技を実施することが出来た。最終種目リボンでは、R(もぐり)においてバランスを崩し転倒する場面があり会場が息を呑んだ。しかし、温かい声援もあり最後まで果敢にせめた演技をやりきったことは、彼女の成長につながるだろう。

【団体】
体調不良により棄権

出場予定選手:鈴木歩佳、竹中七海、稲木李奈子、生野風花、林美梨香

1.ブルガリア 66.200
2.イスラエル 65.850
3.スペイン  64.700

山田選手、喜田選手ともに、海外選手と比較しても引けをとらない長い手足が持ち味であるが、身体難度のフォームが見えるまでに時間がかかるように感じられた。その為、作品全体を通しスピードや力強さに欠ける印象が残る。今後熟練度を増す過程において、見栄えにもこだわり技や身体難度を実施していく必要がある。

世界選手権に向けて各国闘志みなぎる大会であったが、まだミスが目立つ大会でもあった。
ここからいかに力強く、ミスなく踊り切るかが勝負の鍵を握っている。
私たち日本も最後まで諦めず、常に高みを目指し挑み続けたい。

 

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