新体操女子9ブロックプレジュニア合宿実施報告
【期日】
平成20年11月8日(土)~11月9日(日)
【目的】
次世代を担う優秀な選手の発掘及び選手・指導者の育成強化
【場所】
国立スポーツセンター及びナショナルトレーニングセンター
【宿泊】
(選手)アスリートヴィレッジ/(引率指導者)東横イン
【参加者】
選手57名・指導者53名・優秀指導者1名
【役員】
関田史保子・石崎朔子・山崎浩子・吉岡紀子・谷口裕代・松本弘子・曽我部美佳・藤野朱美・小野田桂子・本望あゆみ・根本利江・五明みさ子・山田綾果・山田尚美・香西昌美・フェアリージャパンポーラチーム
<所感>
今合宿はフェアリージャパンポーラの選手に参加頂き、プレジュニア選手のトレーニング・食事・入浴生活全てを終始にわたりお世話して頂いた。憧れの選手を身近に感じることで目を輝かせての1泊2日、プレジュニア選手とっては夢の様な合宿となった。
1日目は五明みさ子普及部員とフェアリージャパンポーラ選手による床バートレーニングやフェアリージャパンポーラによる新作模範演技会を行なった。
2日目には根本利江普及部員による新体操に欠かせない自然運動のトレーニング。本望あゆみ普及部員による回転運動トレーニング。 また、初の試みで今回から9ブロック研修会(第1事業)の際に推進・連絡委員をはじめとし、講師にあたられた方の中から『優秀指導者』の推薦を設けた。今回は四国ブロック徳島県のナタリア鳴滝氏を推薦させて頂いた。ロバチの時代の選手でロシア3位の選手であった経歴を持つ。手具の実技指導を受け持ってもらった。今後も是非素晴らしい力を日本新体操界の為に生かして頂きたい。また、今後も優秀指導者発掘を続けていきたい。
6年目をむかえる一貫指導システムはタレント発掘⇒育成⇒強化⇒ナショナル強化へのパイプがつながった。このシステムの第1期生として発掘された遠藤由華選手がオリンピックの舞台で活躍を果たした。遠藤選手からプレジュニア選手に向かっての激励の言葉も聞け『次は私も・・』と言う意欲をかき立てられたり、北京オリンピックを終えたばかりの五明氏から話をうかがえるなど心を動かされる合宿となった。各ブロックから発掘された57名の9~12歳のプレジュニア選手が技術向上や集団生活など、一流になっていく為に必要な様々な事の習得に熱心に取り組み、同時に指導者の技術向上という大きな目的達成のため、指導者の皆さんと一丸となっての合宿であった。
今合宿から第3事業に進む15名が選出されている。次世代を担う優秀な選手・指導者として強化をつなげていきたい。 最後にフェアリージャパンポーラの皆さんを始め、多くの関係者の皆様のご協力に深く感謝申し上げたい。ありがとうございました。