2017新体操チャレンジ杯ドイツ大会レポート2

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【大会2日目】大会情報・結果へ
新体操WCCベルリン大会(ドイツ)2日目は、個人総合後半と団体総合後半が行われた。
《個人総合後半》
喜田純鈴はリボンの種目から。
R(リスク=手具を投げ2回転以上の転回を行う)やAD(加点の可能性のある手具操作)は決めて、こなしも良かったが、1箇所リボンのスティックにリボンがからむところがあった。しかし、前日より伸びやかさがある。
D6.900 E8.050 計14.950
クラブは、アジア選手権でミスをしていた出だしのADを決め、Rなどは豪快に決めた。細かい技が続くADで落下があり、D7.800 E7.600 計15.400
全体的には昨日よりBD(身体難度)がクリアであった。
柴山瑠莉子もリボンの種目から。
ピアノの細かい音色まで表現して、美しく演技した。
リボンの端に結び目ができていたが、小さなものだったため、ほどかずにラストまでやりきった。D6.700 E7.900 計14.600
クラブは前半から中盤と非常に正確な演技をした。しかし、2本投げのRで落下してしまい、惜しいミスが出た。D6.900 E7.500 計14.400
喜田は昨日の15位から順位を上げ9位に。8位入賞まではあと0.25だった。
柴山は昨日と変わらず13位。
総合1位はベラルーシのHalkina。今日も落下ミスはなく、緩急の変化のある深みのある演技をした。
クラブ18.000、リボン17.200
2位はロシアのBRAVIKOVA。肩の柔軟性を活かした演技で、昨日のボールのミスを挽回した。クラブ18.000、リボン17.550
3位には同じくロシアのSELEZNEVAが入った。リボンで身体に絡まるミスが出て16.100。
クラブ17.250
明日は種目別決勝が行われ、喜田はボールに出場する。
《団体総合後半》
1位はロシア。
ロープ&ボールも大きなミスはなく、ボールの片手キャッチも意識して行っていた。
D10.000 E8.500 計18.500 総合点37.200
2位はウクライナ。
いくつかキャッチの移動と不正確なボールのキャッチが見られた。
D9.300 E8.250 計17.550 総合点36.050
3位はベラルーシ。
前半の連係で不成立になる箇所があったのと、移動キャッチや、多くの場面でバラツキが見られた。
D9.300 E7.600 計16.900 総合点35.300
以下アゼルバイジャン、ドイツ、スロベニア、チャイニーズタイペイ、マレーシア。
どの国も、フープと比較すると、ロープのたるみやボールの両手キャッチなど実施減点が多い。ロープ&ボールの出来が勝敗の鍵を握っていると思われ、メダル獲得のためにはより正確な操作をしていく必要があろう。