アジア選手権・アジアジュニア選手権新体操日本代表選考会(レポート)
2016年3月5日味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、開催された日本代表選考会には、シニア・ジュニアの個人選手16名と団体5チームが出場して熱戦が繰り広げられた。
第8回アジア選手権大会は2016年5月8日~10日ウズベキスタン、タシケントで開催される。また、第14回アジアジュニア選手権大会は4月28日~5月1日カザフスタン、アスタナで開催される。昨年の世界新体操選手権大会種目別リボンで銅メダルを獲得し、アジア選手権大会に団体で出場するフェアリージャパンPOLAが華麗な演技を披露した。
今回は選考会の審判の得点と選考委員会により日本代表選手が決定した。
第8回アジア選手権大会日本代表選手
個人 河崎羽珠愛選手、立澤孝菜選手、すでに決定している皆川夏穂選手、早川さくら選手(全員イオン所属)
団体 フェアリージャパンPOLA
第14回アジアジュニア選手権大会日本代表選手
個人 山田愛乃選手、大岩千未来選手 小池夏鈴選手(全員 イオン所属)
団体 常葉学園中学校
ジュニア選手は全体的にスタイルや、身体能力も高くなってきた。音楽の選択や個性的な演技の構成が期待される、難度要素の正確さや、実施の確実さが高い得点に結びつくと考える。
シニアの難度(D)の得点は世界でも通用する得点に近づいているといえる。実施の面ではまだ、上位の選手にもミスがあり残念である。音楽に合わせた個性的な演技を構成し、実施ミスの少ない確実な演技を実施した選手が代表を獲得した。世界に通用する実力をつけて日本の力を発揮してほしい。今回選考された選手のほかに、アジア選手権大会には団体、フェアリージャパンPOLAと個人の皆川夏穂選手と早川さくら選手が出場する。また、アジアジュニアにはすでに決定している喜田純鈴選手が出場する。
アジア選手権大会、アジアジュニア選手権大会ともに、金メダル目指して全力投球を期待したい。
フェアリージャパンPOLA団体
河崎羽珠愛選手(イオン)
立澤孝菜選手(イオン)
常葉学園中学校