第67回全日本新体操選手権大会女子レポート⑤(団体種目別)

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昨日までの団体総合の上位1位から8位のチームが出場して種目別決勝の競技が行われた。
クラブ10の種目では、国士舘大学が、連携やDERを正確に実施して追い上げたが、日本女子体育大学が迫力ある確実な演技で国士舘を抜いて1位に輝いた。東京女子体育大学は3位となった。
ボール3+リボン2の種目は総合で3位であった日本女子体育大学が熟練された実施を披露し、ダイナミックで多様性のある構成を見事に演技して1位となった。東京女子体育大学は特徴ある連携や動き、交換など構成の良さがあったが、ラインオーバーするなどのミスがあり2位にとどまった。国士舘大学は難度中のミスなどがあり3位となった。
団体は大学のチームが音楽、連携、ダンスステップコンビネーションなどに特徴のある構成がなされていて魅力があった。高校生チームは連携の確実さ、手具操作の熟練度に不足が見られたが、それぞれに構成の良さがあり、身体の難度のレベルがアップしていて今後が期待される。
2015年のユニバーシアード大会の日本代表決定戦には、東京女子体育大学、国士舘大学、日本女子体育大学、武庫川女子大学、花園大学が出場する権利を得た。世界の大学生チームはレベルが高く、世界選手権大会と同じチームが多い。これから最終決定戦に向けて技術やチーム力を磨き日本の代表として世界での活躍を大いに期待したい。