エストニア新体操国際レポート2

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 2月12日、エストニア国際競技会Miss Valentine最終日はリボン+フープが行われ、日本(フェアリージャパンPOLA)は、ミスが出たものの一位となった。
 出だしから中盤までは大きなミスもなく、難易度の高い連係も次々とこなし、会場からは自然と手拍子が沸いた。選手たちも生き生きと演技していたが、後半のリスクで落下。その直後のミックス難度でも息が合わずに落下し、この2箇所で難度点から0.9と0.7を失った(実施減点は別)。後半への集中力が少し足りなかったように思うが、全体的には作品の完成から間もない時期での出来としては良かったと言えよう。終盤に大きなミスがあったにもかかわらず、観客からの大きな声援が響き、手応えが感じられる内容であった。作品に対する審判員の評価も良く、今後は大会ごとに手直しを加えながら行くことになるであろう。
 とにもかくにも、個々の課題や、チームとしての課題もハッキリと見え、この大会に出場できたことは非常に意義深いものであった。
 再来週はモスクワグランプリに出場する。