新体操W杯ミンスク大会レポート
ベラルーシ・ミンスクにて開催されているW杯ミンスク大会。本日21日は、団体総合が行われた。
フェアリージャパンPOLAは15日に日本を発ってサンクトペテルブルグに行き、19日にはミンスク入り。そしてその間、リボン&ロープの伴奏音楽を替えた。タンゴの曲であるが、作品の流れは変えずに動き方を変えるという手法で、たった3日間しか練習時間はなかったものの、それなりに様にはなっているようである。まだしっくりと曲に合っていないところもあるが、ミンスク大会はこの新しい曲でやることになった。
そのリボン&ロープでは、キャッチでの移動は少し見られたが落下ミスはなく、25.975。フープも、投げの乱れをうまくカバーして落下ミスはなく26.150で、総合のできばえとしては、これまでで一番良かったと思われる。
順位は0.3差で4位。3位はイスラエルであるが、力はほとんど同じなので、今後もイスラエルやアゼルバイジャンとの闘いは続いていくだろう。そこにブルガリア、スペイン、ウクライナ、ドイツ等々まだまだ中堅がひしめいているが、日本に対しては、26点を出してもいいチームとして評価が固まってきたように思う。
1位はロシア。2種目とも大きなミスはなく、ヨーロッパ選手権チャンピオンの貫禄を見せた。2位のベラルーシは連係ミスが出て、地元での優勝を飾れなかった。
今回初顔合わせの中国は、背が高く、プロポーションは良いチーム。
今大会はいくつかミスが出たが、難しい技や工夫された連係などが入っているので、今後良くなっていくであろう。8位と出遅れたが中国も日本のライバルである位置にいることに変わりはない。
明日22日は個人総合が行われ、団体と個人のファイナルは23日に行われる。
1位ロシア フープ28.150 リボン&ロープ27.775 合計55.925
2位ベラルーシ フープ28.050 リボン&ロープ27.625 合計55.675
3位イスラエル フープ26.100 リボン&ロープ26.325 合計52.425
4位日本 フープ26.150 リボン&ロープ25.975 合計52.125
5位アゼルバイジャン フープ25.625 リボン&ロープ25.750 合計51.375
6位フランス フープ25.200 リボン&ロープ24.200 合計49.400
7位カナダ フープ24.150 リボン&ロープ23.700 合計47.850
8位中国 フープ23.950 リボン&ロープ23.625 合計47.575
9位ブラジル フープ23.325 リボン&ロープ22.750 合計46.075
10位カザフスタン フープ23.075 リボン&ロープ21.825 合計44.900
11位ベネズエラ フープ21.475 リボン&ロープ21.200 合計42.675