【レポート】全日本ジュニア新体操選手権大会 第一日目(個人)
報告者:
第一日目
全国の各ブロックから選抜された46名によるリングとロープの2種目合計得点で争われる個人、
トップバッターである平野選手(半田中学)がその大役を線の綺麗な体操と安定した演技で高得点をマーク、総合で2位。昨年の優勝者である佐能はロープの演技にて小さなミスが大減点につながり順位を落とす
井原ジュニアの個人選手軍団が鋭く丁寧な徒手で上位を占める中、優勝を果たしたのは元中京大学新体操部員にしてNPO岐阜新体操クラブの代表を務める臼井俊範氏の息子である臼井 優華選手、
近年、メキメキと頭角を現して来た選手の中の一人であるが、成長期もあいまって昨年から今年にかけての1年間の成長は身体的にも技術的にも劇的に変化していた。
サブフロアでは演技に支障が出るのではないかと思うほど入念に技のチェックをしていたことが印象深かった。ジュニアのレベルでは、教えられた演技の100%をなぞることが目標とされるなら120%の演技をこなせる数少ない選手のうちの一人である。