新体操イスラエル国際トーナメント他レポート

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〈団体総合前半・リボン5〉
日本は試技順5番で登場。この大会に向けて通しの数、プレッシャー練習を多くし、またフレーズ練習も多くしたことで全体の精度が上がり、序盤からスムースな試合運びをした。しかし、中盤の時間差の交換で、回転をしながらのキャッチのときに他の選手のリボンの裾にふれ、そのリボンのコースが変わったために落下。すぐに取り戻して演技を続けた。後半リボンに結び目ができたが我慢して4本投げは綺麗に決め、場内は大きな拍手に包まれた。
ミスの箇所は、投げのコース、タイミングが少しズレたものであると思われるが、より正確さを求めていきたい。またフェッテピボットの脚の下がりが改善されていないので、骨盤の向きの矯正に努めたい。
日本は16.617で、現在3位。

前半1位は、地元イスラエル。
連係の足投げでリボンがうまく飛ばずに落下し、交換の移動もあったが、全体的には安定感があり17.250。

前半2位はベラルーシ。
しっとりとした伴奏音楽で美しく演技し、観客を魅了した。結び目をほどく箇所と落下が一箇所あり、17.050。

4位はギリシャ。
テーマ性、同時性もあるが、全体的に硬い印象。そのためジャンプなどの開脚度が足りない。交換での落下、移動もあり、15.850。

5位はウクライナ。
交換や連係に移動があり、中盤の交換では投げが大きすぎてリボンの裾が場外。落下と、ラスト前の連係ではリボン同士がからんで、そのまま終了した。
15.317

6位にラトビア、7位にメキシコとなっていて、ロシアは直前に棄権をした。理由はまだ定かではない。

16日は団体総合後半・フープ2&クラブ6が行われる。