第61回全日本新体操1日目男子レポート

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個人前半種目(スティック・リング)
 今年も一年の総決算である全日本選手権大会が千葉県 千葉ポートアリーナで開催された。
 結論から先に述べると、奥 雄太(国士舘) 出来田(国士舘) 鈴木(花園) 木村(花園)の4人が同点首位(18.775)という、まれに見る大混戦になっている。
 去年の個人総合優勝者であり今回 二連覇に挑む花園大学屈指のオールラウンダー 北村はスティックの演技で手具操作中に手具を落としてしまうという彼らしく無いミスで順位を落とすも、先に行われたリングの演技ではいつもどおり抜群の安定力ある演技で首位をマークしており、その貯金もあって首位とは0.125差 まだまだ2連覇への可能性は充分ある。
 去年 2位 3位であった大舌(青森) 井口(青森)が振るわず、かと思えば去年の全日本では名前すら挙がらなかった木村(花園)が首位につけるなど全く先の読めない展開となっている。
 これだけの混戦の中 同点の首位4名はこの極限のプレッシャーに負けずに勝負に挑めるのか?明日の後半2種目(ロープ・クラブに続く)