スポーツ選手活用体力向上事業報告:奈良
1)講師 水島宏一
2)場所 奈良県王寺町立王寺北小学校体育館
3)期日 平成24年10月30日(火)
4)対象 1年生53名/2年生55名/3年生53名/4年生49名/5年生53名/6年生56名 計319名
5)趣旨
スポーツそれぞれの特性は、その競技の魅力でもある。映像では伝わりにくい、トップアスリートの卓越したスピード、テクニック、パワー、集中力などを目の前で見たり、体験したりすることは、子どもたちに大きな驚きや感動を与え、魅力を存分に伝えることができる。そして、伝わったその魅力が、今まで以上にスポーツに対する興味関心につながり、スポーツを行うきっかけとなることを目的とする。
6)事業内容(プログラム)の紹介
王寺町立王寺北小学校は,大阪駅から電車にのって40分くらいで行くことのできる場所にあり,自然豊かな場所である。事業は,まずはじめに全校児童にロンドンオリンピックの話をしながら体操競技の魅力と練習の大切さを伝えた。その後,6年生を対象にマット運動の実技指導を行った。技は,前転,後転,側方倒立回転である。前転と後転は,腕で支える運動とゆりかごを行った後にスピードをつけることを課題として練習した。はじめは,どのように体を動かせばいいのか分からない感じだったが,何度か回転しているうちにスピードの付け方がわかり前転,後転がうまく転がれるようになった。
側方倒立回転は,腕立て横跳びこしをどんどん大きくする練習方法を行い,手の着き方と足の動かし方を身につけさせた。子どもたちは,戸惑いながら練習していたが,子どもたち同士で教え合ったり,担任の先生も一緒に指導に加わっていただき,子どもたちがどんどん上達していった。
7)報告・感想
非常に活発な児童であり,関西特有の明るく面白い表現でマット運動の指導中や給食中,私をずっと楽しませてくれた。