スポーツ選手活用体力向上事業報告:佐賀県

■講師 水鳥舞夏
■場所 佐賀県 嬉野市立大草野小学校
■期日 平成23年6月16日(木)
■対象 5年生 33名 6年生 38名
■趣旨 
 本校の児童は、身体を動かすことが好きな児童が多く、体育の学習にも積極的に参加している。また、多くの児童が、休み時間などに運動場でボール遊びや遊具遊びを楽しんでいる。そこで、本事業によりスポーツ選手の講話・実技・指導を受けることによって、児童のスポーツに対する興味とスポーツに積極的に取り組もうとする意欲を高めることを目的とする。
■事業内容 講話「器械運動の楽しさについて」 マット 跳び箱
■報告・感想
〈5年生〉
 マットでは前転、後転を綺麗にやると言うことを目的として行った。ほとんどの生徒が上手に出来ていたので、膝の間に帽子を挟んで、膝を開かないで起き上がる練習をした。苦戦している生徒が多かったが、とても楽しそうにやっていた。後転の練習に入ったときには、指示を出さなくても自ら、帽子を膝の間に挟んで積極的に練習に取り組んでいる生徒がたくさんいた。
 跳び箱の頭はね跳びの練習もマットで行った。三点倒立から前に倒れるのが怖いと言う生徒もいたが、起き上がるところまで挑戦する生徒もたくさんいた。
〈6年生〉
 跳び箱をやりたいと言う生徒が多かった為、マットは5年生同様奇麗な前転、後転の練習をして終了した。跳び箱では開脚跳びを行った。色んな高さの跳び箱を用意し、自分で跳べそうな高さを選んで練習をした。縦向きだったの手を前に着くと言うアドバイスをしたら「いつもは出来ないのに手を前に着いたら跳べた」「1段高い跳び箱でも出来た」など、出来たと言う声がたくさん聞こえてきた。
 講話の時に、怖いことや苦手なことでも、少し勇気を出してやってみようと言う話をして、実技に入ったからなのか、みんな積極的に取り組んでいたので、とても嬉しかった。大草野小学校の皆様、体育協会の皆様、ならびに、嬉野市教育委員会の皆様、本当にありがとうございました。