スポーツ選手活用体力向上事業報告：鹿児島

講師：渡邊光昭
場所：鹿児島県 沖永良部島 大城小学校
期日：平成24年11月12日（月）
対象：1年～6年生 48名
大城小学校趣旨）
　大城小学校は大島群島南の沖永良部島にあり、多くの児童がサッカーやバレーボール等に毎日汗を流している。校区では相撲がさかんで校内相撲大会等も行っている。しかし、練習計画や指導法が不十分なため、体操競技への意欲や成果は十分とは言えない。そこでトップアスリートの卓越した技術にふれ講話や実技指導を通して、児童が意欲的に体力・気力作りに取り組み、運動に親しむ態度や習慣を育成することを目的とする。併せて、超一流選手の生き方や息吹にふれることにより、児童の夢を育む機会としたい。
報告）
　沖永良部島には前日入りしたが、羽田を飛び立つ前に鹿児島から沖永良部島までの区間は悪天候という事で、引返しも有りうるとのアナウンスがあった。その日は日曜日であったため担当者との連絡が取れず少々不安気味の中、まずは鹿児島空港に向かった。
※受入れ担当者の携帯番号情報は必ず知っておくべきと改めて強く思った。鹿児島空港から30分遅れで沖永良部まで飛べたので安堵した。
　12日は大城小学校で指導を行なった。全校児童数48名と小規模小学校であったが、アットホームで、非常に楽しい雰囲気で指導を行う事が出来た。1年生から6年生までの異年齢一斉指導であったが、意外と低学年の運動レベルが高かったように感じ、言葉がけの工夫はしたが、低学年、高学年と指導内容自体を変える必要が無くスムーズに展開出来た。
指導内容）
ウォーミングアップ
・準備体操、ストレッチ、体操的身体操作系運動
2人組 馬跳び～又潜り抜け（ペアで各5回）競争
2人組 尻叩きゲーム
マット運動）
・倒立練習：しゃがみ立ち～両足蹴り～抱え込み倒立、一人で倒立のチャレンジ
・デングリ返しと前転（前転の習得）
1、中腰～後ろ転がり～起き上り
2、転～起き上り分習練習
跳び箱運動）
・ステージを利用しての跳び上り
・ステージを利用しての開脚姿勢
・ステージを利用しての台上前転
離島の子供達は人懐っこく元気で、明るい子供達でした。帰りは全員が校舎の窓から手を降って見送ってくれました。感動でした！　協力頂いた先生方に感謝です。