スポーツ選手活用体力向上事業報告:神奈川

1)講師 水島宏一
2)場所 神奈川県綾瀬市立落合小学校
3)期日 平成23年度11月15日
4)対象 小学校5年生60名  6年生63名
5)趣旨
 本校の児童は運動を習っている子とそうでない子の体力や運動技能の差異が大きい。また日常的にも外遊びがあまり盛んではないため校内でも子どもたちが外遊びをする環境を作る工夫(ロング昼休み・異学
年交流遊び・キラキラ朝タイム)をしている。今回、トップアスリートの方々と一緒に運動する機会を得ることで、運動のすばらしさにふれ、体を動かすことへの意欲が高められたらよいと考える。
6)事業内容(プログラム)の紹介 
 はじめに、校長先生から本事業の説明、および紹介があった。その後、小学校で学習する器械運動の技を説明しながら行い、最後に組み合わせ技を実施した。
実技内容は、5年生と6年生クラスごとに実施した。通常の準備運動を行った後、児童たちは各自のめあての場(マット:技により場が設置)に移動して、その技を練習した。それぞれの場を巡回しながら、技のポイントを指導したり、場を作ったり、補助をして技の指導に参加した。男子児童、女子児童ともに活発で前方倒立回転とびに挑戦したり、倒立前転や倒立を極めようと集中して練習する児童が多く見られた。
はじめは、子どもたちからアドバイスを求められなかったが、一箇所の場でアドバイスを求められると、それを見た各場の子どもから、「次はこっちを見て!」と次々とリクエストがきた。
全体的に活発な子どもたちで、いろいろな技に挑戦するだけでなく、子どもたち同士で教え合って活動していた。
7)報告・感想 
 とにかく元気な子どもたちが多く、技にもどんどん挑戦して気持ちよく事業を進めることができた。中でも前方倒立回転跳びや倒立前転を活動時間中、ずっと行っていた子どもたちが、どんどん上手くなっていく姿を見ると、教えに来てよかったと強く感じた。
 また、給食も教室でいただいたのですが、体育館の子どもたちとはまた違った姿を見せてくれて楽しい時間を過ごすことができた。