スポーツ選手活用体力向上事業報告:大分県
■指導場所 大分県 大分市 田尻小学校
■期日 平成23年6月6日(月)
■指導対象生徒 6年生 87名
■田尻小学校趣旨
子ども達を見ていると柔軟性がなくなってきており、回る、足を伸ばすなどの動きを思ったとおりにできなくなってきているように思います。体力向上事業を実施することにより、身体的能力の基礎を養い、運動することの楽しさを味わわせたいと思っています。
■報告
6年生87名の生徒3クラスを午前2クラス合同、午後1クラスと分けての指導を行った。講師紹介の後、自己紹介を兼ね運動の楽しさや、目標を持ち継続して努力することの大切さを講和として話し、引き続き指導に入った。全体の準備運動と柔軟、ジャンプ連続からの左右のひねりなど、感覚的なトレーニングや心拍数を上げるトレーニングも含め怪我をさせない気配りをしながら指導を進める。
生徒は自身の運動をコントロールすることに多少難しさがあったように見受けられるが、楽しく行えていた。また、今回は跳び箱でのヘッドスプリングの段階指導をリクエストされていたこともあり、マットでは倒立・三点倒立など跳び箱運動の段階指導をマットで行った。
跳び箱では、ステージを使い踏切の練習や着手の意識練習・台上前転など段階を追って指導した。最終的にヘッドスプリングまでは行かなかったが、楽しみながら多くの感覚練習ができたので、今後授業における段階練習で多くの生徒が出来るのではないかと考える。多くの生徒が積極的に一生懸命取り組んでいる姿勢には感動した。
※田尻小学校の先生方、たいへんお世話になり有難うございました。