スポーツ選手活用体力向上事業:福島・神奈川
【福島県】
1)講師 水島宏一
2)場所 福島県葛尾村立葛尾小学校
3)期日 平成22年9月22日
4)対象 1年生~6年生 計71名
5)趣旨
① 身体の動かし方を知り、体力作りの意欲を高める。
② 自分の運動能力への自信を持たせる。
③ 身体を動かす楽しさを知る。
6)事業内容 講話、マット(運動遊び及び回転技)、跳び箱(基本技)
7)報告
まず、福島県で実施されている体力向上運動プログラムで準備運動をした後に1年生-3年生、4年生-6年生の2グループを作りマット運動を行った。最初は、色々なゆりかごを行ったり背支持倒立(首倒立)を行い、この運動ができるようになれば上手の前転ができると話しをしながら実技をすすめた。子どもたちは、非常に吸収が早く中には真っ直ぐな背支持倒立ができるようになった子どもが見られるようになった。
跳び箱は、色々な馬とびを行った。驚いたのは、1年生-6年生全員が馬とびを跳ぶことができることだった。特に1年生全員が跳べることには本当に驚いた。これは、福島県で実施されている体力向上運動プログラムを体育の授業で継続的に行っていることが、全校児童が馬とびができることにつながっていると感じた。この小学校の子どもたちを見て、継続することの大切さを再確認した瞬間でもあった。
授業後、5、6年生と一緒に給食を食べた。授業では見せない面白い子どもたちの姿を見せてくれた。
【神奈川県】
1)講師 水島宏一
2)場所 神奈川県逗子市立小坪小学校
3)期日 平成22年9月24日
4)対象 5年生(67人)
5)趣旨
本校の児童は普段運動に親しんでいる児童とそうでない児童の二極化傾向が顕著である。そこで、本事業によりスポーツ選手の講話・実演・指導等をとおしてふれあうことによりスポーツが本来もつ楽しさを経験し、普段運動をしない子どもたちが今後、運動に親しむようになるきっかけをつくることを目的とする。
6)事業内容 講話、マット(運動遊び及び回転技)
7)報告
まず、簡単な準備運動からマット運動に役立つ運動遊びを行った。次に子どもたち全員に前転を見せてもらい、上手く回転できない友達の共通する欠点を言葉と動きで示した。
そして欠点を解消できる動きを伝え、再度前転を行ってもらった。この行程を何度か行っているうちに、子どもたちの前転にスピードが付くようになり、一番最初に見せてもらった前転とは見違えるくらいの動きに変わっていた。
最後にお母さん前転とお父さん前転を全員で行い楽しく事業を終えた。
はじめは、遠慮がちだった子どもたちも、気持ち悪いといいながら楽しそうに前転を行っていた。