スポーツ選手活用体力向上事業:静岡
1)指導場所
・静岡県菊川市加茂小学校
2)期日
・平成22年7月15日(木)
3)指導対象生徒
講演1年~6年 325名体操教室5年52名6年41名
4)講師
・渡邊光昭
5)報告
平成22年7月15日(木)静岡県は加茂小学校に訪問した。講演は1年生から6年生までの325名の児童に『体操の楽しさや・スポーツそのものの楽しさ』また、目標を持って頑張る力が最後には良い方向へ向かうことなど、できるだけ分かりやすさを意識しながら話した。生徒は、真剣に耳を傾け、話を聞いてくれた。今後生徒の成長の中で少しでも刺激になれば喜ばしいことだと感じた。
今回の指導はできるだけ、生徒個々に目を配って接してあげたいと考え、5年生、6年生と2コマ、2時間の指導を行った。
補助運動~柔軟で汗をかき、体操的で簡単な姿勢の訓練を行い、全体のウオーミングアップとした(集団指導)
●種目はマット運動と跳箱(体育館のステージを利用する)
・マット運動
補助運動でも行ったが、倒立の感覚練習として、膝を抱え込んだ姿勢で両足踏切の『おだんご倒立』を実施。逆さになることに恐怖心を持っている児童も積極的に行っており、最後は自然に通常の倒立練習(補助付き)が出来ていた。
また、抱え込み姿勢の倒立を練習させていると、両肩に自身の体重を乗せることの出来る児童は一人で足を伸ばしバランスのとれた倒立を行っていた。
他に、前転と側転の練習を行う。
・跳箱
跳箱を使用せず、体育館のステージを利用して跳箱運動を行った。実際の跳箱では着手する部分が限られているのと、高さによる恐怖心から思い切った運動が出来ないと感じ、ステージを利用した。
また、多くの児童を練習させるには跳箱の数に限度があるため、ステージを利用することで運動量を増やせた。
ステージと床面からの高さは、小学生用跳箱6段相当になるが、踏み切り板を利用しステージに上がることが出来れば落ちる心配が無いので、児童は思い切って走り、高さのある跳躍が出来ていた。最終的に開脚跳びの練習としてステージ上で開脚姿勢や屈伸姿勢をとることを目標にしたがほとんどの児童が出来ていた。