スポーツ選手活用体力向上事業:茨城
1)場所 茨城県小美玉市玉里小学校
2)期日 平成22年6月17日(木)
3)指導対象生徒 5.6年生
模範演技披露 全校生徒
4)講師 米田功
5)玉里小学校趣旨
本校は、サッカーやドッヂボールなどボールを使った遊びを好む児童が多い。また、外には出るが遊べない児童も見られる。トップアスリートなどに指導してもらうことで、スポーツの特性に触れる機会を持ち、運動に親しみを感じたり、やってみたいという意欲を持ったりすること
《内容》
■講話(20分)
「体操競技を通して学んだこと」
『目標を持つ』『最後まであきらめないこと』『楽しむ』ことの大切さを中心に、体操を始めたきっかけから話しました。
■体操教室(45分)
●準備運動
手首足首など基本的な準備運動に、足ジャンケンなど頭と体を使う運動もしました。
●柔軟
前屈、左右開脚(各10秒)
●マット運動
(前まわり・後ろまわり・側転)
前まわりは膝を閉じること。後ろまわりは補助で。側転は、できる子は膝を伸ばすことを意識し、できない子は川跳び越しを体験してもらいました。
●とび箱
(開脚とび・台上前転・頭跳ねとび)
踏み切りの練習法として、踏み切り板の手前に障害物をおいて、そこを上に跳び越し前に突っ込まないよう指導しました。頭跳ねとびの練習法としては、3点倒立の指導、助走を少なくしとび箱での3点倒立の補助を行いました。
■模範演技
●とび箱:開脚とび、台上前転、頭跳ねとび、転回とび
●マット:倒立前転、側転、ロンダート、転回、ロンダート~宙返り
全体を通して、子どもたちには体を動かすことの楽しさを感じてもらいたいという事と、オリンピック選手に会うことや触れ合うことで、雲の上ではなく身近に感じてもらえたらという思いでいました。そして子どもたちが「自分もオリンピックに行きたいな」とか「諦めなければできるんだ」と思ってもらえるよう子供たちと接しました。
玉里小学校の子どもたちは、家が遠い人で5キロ程歩いて通っているということだけあって、とても活発で生き生きとしていました。講話もしっかりと聞いてくれて、朝は早かったですが帰りはエネルギーを頂き元気をたくさん頂きました。
先生、保護者、子どもたちと、皆さんに歓迎されてとても幸せな一日を過ごすことができました。この出会いをきっかけに夢を抱き一生懸命頑張って欲しいなと思います。
温かく迎えてくれた玉里小学校の皆さんありがとうございました。