トップアスリート派遣指導事業報告(静岡、長野)
1)指導場所
・静岡県:下田市朝日小学校 長野県:塩尻市洗馬小学校
2)期 日
・朝日小学校 平成21年11月26日(木)
・洗馬小学校 平成21年12月 9日(木)
3)指導対象生徒
・朝日小学校(1年~6年)140名
・洗馬小学校(1年~6年)327名
4)講 師
・渡邊 光昭
5)趣旨
朝日小学校
体育の授業で行っている跳箱やマット運動などの器械運動は子ども達が、技術的な課題を持っていることと、恐怖心や苦手意識などから、積極的に取り組む姿勢にはなっていない子ども達がいるのが現状である。
そこで本事業の実施によりトップアスリートの実技を見ることで得られる感覚と、プロによる指導によって運動の楽しさや、できた喜びに触れることで器械運動に興味を持つ子どもや運動好きな子どもが増え、体育の授業にもさらに積極的に取り組む姿が見られるようになることが期待される。
洗馬小学校
本校の児童は毎年、行っているスポーツテストの結果から見ると多くの学年、多くの種目で県平均を上回っており、朝行われているエンジョイタイムなど、いろいろな運動、遊びも行う機会が多い。
しかし、社会体育と関わっている子どもと、そうでない子どもの差は体力、運動能力とも年々広がっているのではないかと思われる。そこで本事業により、トップアスリートによる講和・実技・実技指導とおして、スポーツが本来持つ楽しさを経験することで、普段運動機会の少ない子ども達のスポーツを行うきっかけを作ることを目的とする。また、普段直接見ることの少ない、トップアスリートのレベルの高い演技に触れる貴重な機会とする。
6)報告
両校ともに、生徒のスポーツを行うきっかけ作りや、運動の楽しさ、見て感動し興 味もてるような環境作りを行うことによって、体力や能力を高めたいとの思いが強く感じられた。
両校とも生徒の運動能力やモチベーション等の良いところは非常によく似ていて、指導しやすい環境であった。
上手になりたい、見てもらいたいという意識の高さがあり、日頃の学校の取り組みが良く感じ取れた。
指導した、マット運動や跳箱運動に関しては引き続き体育の授業などに取り入れて継続的に指導するとの事で、生徒には更に成長して欲しいと思っている。
長野
静岡