トップアスリート派遣指導事業報告(和歌山)
1)指導場所
和歌山市立西和佐小学校
2)期日
平成21年10月15日(木)
3)指導対象生徒
5年生 47名 6年生 52名
4)講師
渡邊 光昭
5)西和佐小学校趣旨
子供の学力・体力の低下が国民的課題と呼ばれている昨今、学力の向上と相俟って、体力向上は学校関係者にとって喫緊の課題である。
西和佐小学校では、この課題を克服するための諸策の一環としてトップアスリートを招聘し、講話や実技指導を通して、子供たちにスポーツが持つ本来の素晴らしさを体感させ、体力・運動能力の向上に資することを大きな目的とする。
6)報告
平成21年10月15日(木)和歌山県は西和佐小学校に訪問した。5年生・6年生合わせて99名の生徒に温かい拍手と熱気で迎えられた。講師紹介の後、早々と指導に入る。
全体の準備運動と柔軟、馬跳び潜りやジャンプ連続からの左右のひねりなど、感覚的なトレーニングや心拍数を上げるトレーニングも含め怪我をさせない気配りをしながら指導を進める。
生徒は自身の運動をコントロールすることに多少難しさがあったように見受けられるが、わいわい言いながらも楽しく行っていた。
マット運動では、倒立、前転、側転の3つの技、跳び箱は開脚跳びを分かりやすく段階指導を行った。
様々な生徒の集まりなので運動能力にもかなりの差はあったが、指導時間1時間半の中で、やる気と頑張る姿勢を全員から見受けられたことが大きな収穫ではなかったかと思う。
とにかく、終始、生徒はいろいろな動きや講師の話に興味を持ち、積極的に動けていたことと運動量を確保できたこと、また、褒められた時に見せる誇らしげな顔と自信は今後の運動への取り組みや、日常生活に大きなプラスとなるのではないかと、期待している。