【関係者】速見佑斗氏処分に関する報告

標記の件、これまで多くの報道を通じてご心配ご迷惑をおかけしましたが、本日(8月31日)、その結論が出ましたので経緯を含めてお知らせいたします。
 2018年7月11日、速見佑斗氏ハラスメント調査依頼が日本体操協会に寄せられ、調査を開始いたしました。その調査結果を踏まえて懲戒委員会の付議に足る事実が確認されたため、同年8月8日懲戒委員会、同日、常務理事会にて速見氏の暴力行為による指導に対し、「登録抹消(無期限)」の処分を決定しました(8月13日処分通知)。なお、倫理規程において不服の申し立ては通告後2週間以内に、理事会または日本スポーツ仲裁機構へすることになっていますが、8月23日東京地方裁判所より“指導者の地位保全仮処分命令申立事件”の通知書を受け取り、裁判案件となりました。しかし、本日(8月31日)、速見氏から東京地方裁判所に対して正式な取下書が提出され、本会担当弁護士のもとに届きました。倫理規程に基づく異議申立期間およびスポーツ仲裁への申立期間も徒過しており、これを持って、速見氏に対する処分は確定したこになります。

以上、経緯報告となりますが、本会の暴力撲滅の姿勢は今後とも変わらぬ方針として取り組んでまいります。皆様のご理解ご協力をお願いします。