第67回全日本体操競技団体選手権大会女子決勝
○第1ローテーション
・日本体育大学 跳馬 41.750
木村、佐藤は伸身ユルチェンコ1回ひねりを無難にまとめる。永井は伸身ユルチェンコ2回ひねりを雄大に実施、後ろ1歩にまとめさい先の良いスタートを切る。
・国士舘大学 段違い平行棒 39.700
大瀧、杉村と大きなミス無く演技をこなし、冨永につなぐ。冨永はイエガー、ギンガーを成功し伸身月面の着地も少しの動きでまとめる。
・戸田市センター 平均台 38.350
1番手宮内、終末技でしりもちをつきかけたがこらえ、次につなぐ。続く近藤、谷口は大きなミス無く演技をまとめる。
・羽衣体操クラブ ゆか 38.200
3選手とも無難に演技をまとめる。
・レジックスポーツ 跳馬 41.600
市瀬伸身ユルチェンコ1回ひねり、寺本前転とび前方伸身宙返りひねり、土橋伸身ユルチェンコ1回半ひねり、全員少しの動きで着地をまとめる。
・朝日生命 段違い平行棒 40.250
野田、イエガーを成功、ひねり前方かかえこみ2回宙返りの着地もまとめる。
美濃部、大逆手1回半ひねり~トカチェフ、大逆手1回ひねり~イエガーを成功、前方かかえこみ2回宙返りの着地もわずかな動きに押さえる。
チュソビチナ、アドラー~イエガー、ホップターンを成功、かかえこみ月面の着地もまとめる。
・中京ジムナスティッククラブ 平均台 39.550
松村、山家、大きくバランスをくずしかけるが持ちこたえる。
・東京女子体育大学 ゆか 35.450
鈴木が後方宙返り2回半でしりもち、続く2人も最後の後方宙返り2回半ひねりで着地をまとめきれず、良いスタートを切れなかった。
○第2ローテーション
・レジックスポーツ 段違い平行棒 78.950
田中が前振りひねり低棒倒立でこらえるが落下、土橋がギンガーで落下、寺本は閉脚シュタルダー1回ひねり~ギンガーを成功、前方かかえこみ2回宙返りの着地もまとめる。
・朝日生命 平均台 80.650
野田、側方宙返りでふらつくが大きなミス無く演技をまとめる。
美濃部、後方伸身宙返りで少しぐらつくが大きなミス無く、最後の後方屈身2回宙返りも止める
チュソビチナ、若干のふらつきはあったものの安定した実施で演技をまとめる。
・中京ジムナスティクスクラブ ゆか 75.800
各選手とも各タンブリングで着地を止めきれず
・東京女子体育大学 跳馬 74.000
全員ユルチェンコ1回ひねりを実施。無難にまとめる。
・日本体育大学 段違い平行棒 81.200
佐藤、倒立で倒れそうになるが反ってこらえる、大きなミスに到らず2番手につなぐ。
永井、大逆手イエガーを成功、大きなミス無く演技をまとめる。下りは後方宙返り1回半ひねり
鶴見、大逆手1回半ひねり~ギンガー、大逆手1回ひねり~イエガーを成功、安定した実施で伸身2回宙返りの着地もまとめる。
・国士舘大学 平均台 78.850
大瀧、安定した実施で後方2回半の着地もまとめる。
柴田も安定した実施、杉村は1カ所大きくふらつく場面があったが大事に至らず、最後の後方2回半の着地も少しの動きにまとめる
・戸田市スポーツセンター ゆか 75.500
ポップな、コレオグラフィーで大きなミス無く演技をまとめる。
・羽衣体操クラブ 跳馬 78.400
3番手大石は伸身ユルチェンコと少し価値点の低い跳躍だったが、全員ミス無くまとめる。
○第3ローテーション
・日本体育大学 平均台 119.900
永井、安定した実施で演技をまとめる。終末技は伸身アウエルバッハ。
鶴見、ジャンプで少しふらつき、その直後の後転とび~後方伸身宙返りで落下。
池尻、入りで落下、その後立て直すが最後の3回ひねりで転倒。
・国士舘大学 ゆか 116.750
大瀧、途中後方かかえこみ2回宙返りでラインオーバー、それ以外は大きなミス無く演技をまとめる。
冨永、入りはかかえこみ月面、安定した実施で最後の後方かかえこみ2回宙返りもまとめる。
杉村、3回ひねりで入り、2節目の宙返り連続で若干はじかれるが大きなミス無く演技をまとめる。
・戸田市スポーツセンター 跳馬 116.950
小池が伸身ユルチェンコ2回ひねりを成功
・羽衣体操クラブ 段違い平行棒 116.050
3選手ともイエガーを実施、大きなミス無く演技をまとめる。
・レジックスポーツ 平均台 118.100
古山、若干のふらつきがあったが大きなミス無く演技をまとめる。
土橋、大きなミス無く演技をまとめる。
寺本、オノディ、かかえこみ側方宙返りなどを織り込んだ構成、安定した実施で演技をまとめる。
・朝日生命 ゆか 119.700
チュソビチナ、ノータックルのかかえこみ月面で入り、年齢を感じさせないパワフルな演技を披露。
美濃部、逆回転のターンを織り込んだ構成、丁寧な実施でほぼミスの無い演技を披露。
野田、最初の後方宙返り3回ひねりで若干ひねり不足の感があったが、大きなミス無く演技をまとめる。
・中京ジムナスティクスクラブ 跳馬115.200
松村、伸身ユルチェンコ1回半ひねりでしりもち
・東京女子、段違い平行号 109.950
龍がフット上バー持ちで落下。
伊徳、マロニーひねりを成功させたが、車輪1回ひねりでバランスをくずしそうになり最後の後方伸身2回宙で手を着く
○第4ローテーション
・朝日生命 跳馬
美濃部、野田は伸身ユルチェンコ1回ひねり。チュソビチナは伸身ツカハラとび1回半ひねりを雄大にきめる。
・レジックスポーツ ゆか
市瀬、安定した実施で演技をまとめる
土橋、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり、かかえこみ月面など盛りだくさんの高度な宙返り技を織り込み、最後は後方宙返り3回ひねり、大きなミス無く演技をまとめる。寺本、前半の前方宙返り2回ひねり~前方かかえこみ宙返りで少し蹴り損ね、あわやという場面があったが持ちこたえ、その後は大きなミス無く演技をまとめる。
・中京ジムナスティクスクラブ ゆか
最初の2人が途中で大きくバランスをくずす、松村が新月面に挑戦し成功した。
・東京女子体育大学 平均台
落下は無かったが全体としてふらつきが目立った。
・日本体育大学 ゆか
寺尾、安定した実施でトップバッターの責任を果たす。
永井、かかえこみ月面で入り、かかえこみ2回宙返りで終わる構成、ミス無く笑顔で演技絵を終える。
池尻、間接的連続技としての後方宙返り3回ひねりで入り、応援席からの歓声とと手拍子に乗って最後の後方かかえこみ2回宙返りもまとめ、笑顔で演技を終える。
・国士舘大学 跳馬
冨永、伸身ツカハラとび1回ひねり。秋田、ユルチェンコ1回ひねり。杉村、伸身ユルチェンコ1回ひねり。3選手とも無難に演技をまとめる。
・戸田市スポーツセンター 段違い平行棒
近藤が素晴らしい実施で演技をまとめる。
羽衣体操クラブ、平均台
湖山が後転とび~後方伸身宙返りで大きくふらつくが、全体としては大きなミス無く演技をまとめる。
最終順位 詳細結果
1位 朝日生命 159.800
2位 日本体育大学 158.900
3位 国士舘大学 158.150
4位 レジックスポーツ 157.250
5位 戸田市スポーツセンター 154.800
6位 羽衣体操クラブ 154.150
7位 中京ジムナスティッククラブ 151.600
8位 東京女子体育大学 146.150
朝日生命が最終種目で日本体育大学を逆転、上位3チームによる混戦から抜け出し初優勝を飾った。
※ ローテーションごとの各チーム名横の数字は累計チーム得点