世界体操北九州レポート10(女子個人決勝)
10月21日(競技4日目)女子個人総合決勝
■第1ローテーション
di CELLO Kayla(USA)跳馬ユルチェンコ2回ひねりほぼ止める。
WONG Leanne(USA)跳馬ユルチェンコ2回ひねり少し後ろにとぶ。
MELNIKOVA Angelina (RGF)跳馬ユルチェンコ2回ひねり大きく後ろにとぶ。
MARTINS Filipa (POR)跳馬ユルチェンコ1回ひねり後ろにとぶ。
URAZOVA Vladislava (RGF)跳馬予選で失敗した2回ひねりを回避し,ユルチェンコ1回ひねりほぼまとめる。
HEDUIT Carolann(FRA)段違い平行棒下りで手をつくミス。
WEI Xiaoyuan(CHN)段違い平行棒大逆手1回ひねりでゆがみ,イエガーをできずにそのまま降りる。
D’AMATO Asia(ITA)段違い平行棒フットトカチェフで落下。
VISSER Naomi(NED)段違い平行棒落ち着いた演技。
D’AMATO Alice(ITA)平均台落下。
■第2ローテーション
WONG Leanne (USA)段違い平行棒余裕のあるいい演技。
MELNIKOVA Angelina (RGF)段違い平行棒スピード感ある演技。WONGとのし烈な争いの予感。
MARTINS Filipa (POR)段違い平行棒パク~マロニーひねりで落下。
URAZOVA Vladislava (RGF)段違い平行棒MELNIKOVAに引っ張られるようにしっかり通す。
di CELLO Kayla (USA)段違い平行棒トカチェフで落下。
D’AMATO Asia(ITA)平均台大過失。
VISSER Naomi(NED)平均台余裕ある側宙スワン。
LEE Yunseo (KOR)下りで大過失。
BACHYNSKA Anastasiia(UKR)平均台素晴らしい転回前宙,輪とびでバランスを崩す。
FENTON Georgia-Mae (GBR)ゆか前方かかえ込み2回宙の着地でしりもち。
■第3ローテーション
MELNIKOVA Angelina (RGF)コチェトコワで少しゆがむが,気持ちのこもった演技。
MARTINS Filipa (POR)側宙~後転とびなどまとめる。
URAZOVA Vladislava (RGF)ロンダート後方伸身宙返り上がりで落下。
di CELLO Kayla (USA)段違い平行棒のミスを払拭する演技。
WONG Leanne (USA)雄大な側宙スワン。
WEI Xiaoyuan(CHN)ゆか後方宙3回ひねり~前宙着地低くなる。
FENTON Georgia-Mae (GBR)跳馬ユルチェンコ2回ひねり着地止める。
■第4ローテーション
MARTINS Filipa (POR)エレガントな動きで魅了。
URAZOVA Vladislava (RGF)途中から場内手拍子,最後,少し動きが遅れて曲に合わず。
di CELLO Kayla (USA)思い切りのある演技。
WONG Leanne (USA)表現力のある演技でまとめる。
MELNIKOVA Angelina (RGF)伸身月面着地1歩,後方伸身2回宙,前宙1回ひねりでけり損ねるが持ちこたえる,しゃがみ立ちターン,後方屈身2回宙着地1歩。
WOO Rose(CAN)平均台交差輪とびで落下。
日本の畠田選手は昨日の練習中に首を負傷し,出場を辞退したため,日本選手のいない個人総合決勝となった。
全体的にはいくつかの大過失,難度的にも終末技を宙返りで下りる選手もいて,個人総合決勝としてはレベル差のある内容だった。