第47回世界体操レポート/ポディウム練習3日目
大会情報・結果
現地10月1日、女子3から5班のポディウム練習が行われた。5班には日本が登場。
【女子3班】
オランダ、ルーマニアなどが登場。オランダWavers Sanne選手、平均台片足水平2回ターン~3回ターンなど、体操系の工夫した組み合わせを構成した演技は個性を際立たせている。ルーマニアIordache選手、ユニバーシアードと変わらない動きだったが、平均台ではターンや宙返りで落下を繰り返してポディウム練習を終える。ルーマニアPonor選手、ゆかでは伸身月面、伸身2回宙などビッグタンブリングを披露。平均台では交差輪とびで着台に失敗し横に落下するが大事には至っていない様子。スイスSteingruber選手、ゆかで伸身月面、跳馬でチュソビチナなど、雄大な跳躍力を披露。
【女子4班】
フランス、ドイツ、イタリアなどが登場。フランスDe Jesus Dos Santos選手、段違い平行棒でコモワ2~ほん転~シュタルダートカチェフ~パクなど決める。平均台は多く落下し苦戦。ドイツAlt選手、段違い平行棒ではツホルトひねりの新技を成功。跳馬ユルチェンコ2回ひねりなど披露。ドイツSeitz選手、スピーディーな動きは健在。Ferrari選手、段違い平行棒以外の種目練習。ゆか後方伸身2回宙など雄大に実施。ハンガリーKovacs選手、ゆか後方伸身2回宙など、雄大な演技。
【女子5班】
日本、アメリカ、ブラジル、中国が登場。杉原選手が段違い平行棒の練習で落下して、周囲をヒヤリとさせたが、大事に至らなかった様子。村上選手、非常にいい動き。段違い平行棒で落下したが、いつも通りいけばいい位置につけそうな予感。寺本選手、最初の平均台、最後の段違い平行棒と種目間のあく練習だったが、危なげない実施。宮川選手、ゆかの通しでは選手席から驚嘆の声あり、跳馬でチュソビチナ、ユルチェンコ2回ひねりをしっかり確認。アメリカSmith選手、平均台前宙で落下、段違い平行棒シュタルダートカチェフで落下。ミスはあったがやはりアメリカ選手の動きは目に留まる。アメリカHurd選手、メガネが印象的だが、演技はメリハリがあり、完成度が高い。アメリカCarey選手、ゆかと跳馬で脚力を生かした豪快な演技。アメリカAshton器具種目を丁寧に仕上げている。中国、Wang Yan選手が全種目で練習。ゆかシリバス、跳馬ツカハラ2回ひねりなど小さい体からは想像できない跳躍力を披露。さらに段違い平行棒では後方伸身2回宙返り2回ひねり下りを成功させていた。ブラジル少し元気がなかった。キューバFerrera選手、非常に瞬発力のある動きを披露。ウクライナの選手、トカチェフひねり~イエガー実施選手あり。
いよいよポディウム練習最終日が終わり、明日10月2日から男子予選競技が始まる。応援よろしくお願いします。