第71回全日本個人男子予選２班レポート

〇第１ローテーション
萱　和磨　跳馬
ドリッグス、大きく右に１歩、ラインオーバー
山本雅賢　鉄棒
カッシーナで少し近づく、コバチ、コールマンは雄大に決める。着地までまとめる。
神本雄也　ゆか
後方伸身２回宙返りで入る。途中、後方宙返り２回半ひねり～前方宙返り１回半ひねりで大きく前に詰まる。
谷川航　あん馬
安定した実施で通しきる。
白井健三　ゆか
シライ（伸身りジョンソン）を少しの動きでまとめる、続くりジョンソンは前に大きく動く、その後はまずまずの実施で着地をまとめる。
内村航平　平行棒
マクーツでバーをうまく握れず腕支持に、さらにベーレの後でダブルスウィング、出だしで大きくつまずく。
野々村笙吾　あん馬
途中コンバインでわずかに脚が割れたが、全体としては安定感のある美しい実施で通しきる。
武田一志　あん馬
安定感のある実施で通しきる。
〇第２ローテーション
田中佑典　ゆか
入りのかかえこみルドルフはうまくまとめたが、２節目の前方２回半ひねりの着地が大きく乱れ、手をつく。
神本雄也　あん馬
２つの交差倒立の２つ目で反るが、大きなミスなく通しきる。
谷川　航　つり輪
成長のあとを感じさせる力強い演技で１４点台を獲得。
白井健三　あん馬
逆交差倒立、Ｅフロップ、Ｄコンバイン、マジャール、シバド、無難に通しきる。
野々村笙吾　つり輪
ルール改正に合わせて後転中水平を実施、正確で美しい実施だったがかかえこみルドルフの着地で後ろに大きくうごいてしまう。
千葉健太　平行棒
美しい実施で演技をすすめ、前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地もまとめる。
武田一志　つり輪
定評のあるこの種目、かかえこみルドルフの着地は後ろに大きく動いたが力強い実施を披露。
内村航平　鉄棒
最初の屈身コバチは若干近づいたが、カッシーナを雄大にきめ、美しい実施で伸身ルドルフの着地を見事に止める。
加藤凌平　平行棒
ホンマからの倒立で若干肘をゆるめて調整、棒下宙返りひねりで少し停滞、その後は屈身ベーレなど良い実施でまとめ、着地も止める。
萱　和磨　平行棒
安定感のある実施で、前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地を止める。
宮地秀章　鉄棒
少し近かったがブレットシュナイダーを成功、さらにカッシーナ、コールマン、コバチを実施し成功。
〇第３ローテーション
白井健三　つり輪
ほんてん倒立で若干力を使う、振り上がり倒立で少し肘をゆるめて調整、全体としてはまずまずの実施。
野々村笙吾　跳馬
ドリッグス、まとまりのある跳躍、着地は両足で前に１歩。
千葉健太　鉄棒
新たにリンチを取り入れた構成、美しい実施で伸身ルドルフの着地も止める。
内村航平　ゆか
２節目に後方３回半ひねり～前方２回ひねりを取り入れた構成、個々の着地は微妙に動いていたがまずまずの実施でまとめる。
前野風哉　あん馬
向き、姿勢の正確な実施できっちり通しきる。現時点で、この種目の最高点。
谷川　航　跳馬
ブラニク、非常に高さのある実施、着地は惜しくも前に大きく１歩。
加藤凌平　鉄棒
カッシーナで落下。
萱　和磨　鉄棒
伸身トカチェフ、シュタルダーリバルコ、リバルコなどを無難に捌き、伸身ルドルフの着地が少し動く。
神本雄也　つり輪
力強い実施だったが、ほんてん倒立でバランスをくずし、かかえこみルドルフも若干腰砕けの着地となり後ろに動く。
〇第４ローテーション
千葉健太　ゆか
後方４回ひねりで入り、最後の後方３回ひねりまで丁寧な実施でまとめる。
野々村笙吾　平行棒
シャルロからのヒーリーで肘がぬけ腕支持になってしまう。
内村航平　あん馬
着地で少し動いてしまったが、安定感のある美しい実施でまとめる。
加藤凌平　ゆか
大きなミスはなかったようだが、得点を伸ばせず。
谷川航　平行棒
大きなミスなく演技をまとめ、前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地までとめる。
前野風哉　つり輪
あん馬に続き、正確な実施で演技をまとめる。終末技は伸身ルドルフ。
萱　和磨　ゆか
入りで前方屈身２回宙返りを実施、前に大きく動く、最後の後方３回ひねりの着地ｈが止めたが、個々の着地が動く。
白井健三　跳馬
シライ・キムヒフン、美しい実施でまとめる。
武田一志　平行棒
安定感のある実施、前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地もほぼ止める。
田中佑典　つり輪
正確で美しい実施、かかえこみルドルフの着地はほぼ止める。
山室光史　つり輪
十字倒立からの押し上げ倒立も見事にきめ、力強い実施で通しきる。
４種目を終わって千葉健太選手が暫定１位
〇第５ローテーション
内村航平　つり輪
めずらしく着地で動いたが正確で美しい実施で演技をまとめる。
加藤凌平　あん馬
大きなミスなく演技をまとめる。
武田一志　鉄棒
落下はなかったが、伸身ルドルフの着地で後ろに大きくくずれる。
萱　和磨　あん馬
順調に演技を進める。惜しくも終末技でバランスをくずしたがなんとかこらえる。
谷川　航　鉄棒
まずまずの実施で演技をまとめる。
千葉健太　あん馬
ブスナリを含めほぼ完ぺきな実施で通しきる。
神本雄也　平行棒
前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地まできっちりとまとめる。
野々村笙吾　鉄棒
新たにモズニクを入れた構成。大きなミスなく、着地も止める。
白井健三　平行棒
大きなミスなく無難に演技を進め、前方かかえこみ２回宙返りひねり下りの着地も止める。
５種目を終わり、千葉健太選手が暫定１位を堅持、谷川、白井、萱ら学生が追いかける展開。
〇最終ローテーション
武田一志　ゆか
前方屈身２回宙返りで入り、最後の後方３回ひねりまでしっかりまとめる。
内村航平　跳馬
シューフェルト、着地は両脚で前に１歩動いたが完成度の高い実施。
垣谷拓斗　あん馬
前移動ひねり後ろ移動ひねり（馬端から馬端までの縦向き３６０度シュピンデル移動）を実施、惜しくも終末技で力を使う。
萱　和磨　つり輪
まずまずの実施で演技を進め、伸身サルトの着地を止める。
谷川　航　ゆか
前方屈身２回宙返りひねりで入り、素晴らしい実施で演技を進めたが、３節目でラインオーバー。
神本雄也　鉄棒
ヤマワキで落下、やり直してさらに落下。上位争いから後退。
田中佑典　平行棒
ヤマムロを成功、棒下宙返りひねりで若干もたつく局面があったが、美しい実施でまとめる。
白井健三　鉄棒
ポゴレロフなどを入れた構成。コバチも成功し、大きなミスなく演技をまとめる。
長谷川智将　あん馬
開脚旋回ひねり移動連続、ブスナリなど雄大で美しい実施で通しきる。
野々村笙吾　ゆか
２回宙返り系の技のない構成、丁寧に演技を進めていたが最後の後方３回ひねりで前におおきくくずれる。ここまで上位につけていたが、最後に後退。
千葉健太が逃げ切り予選をトップ通過。
谷川航、白井健三、萱和磨が続いた。