第70回全日本体操種目別選手権・男子予選前半

ゆか
岡村康宏
かかえ込み新月面（低い）、屈身アラビアン２回宙（尻もち着きかけ）、後方２回ひねり～前宙支持、前方２回ひねり～前方１回ひねり、十字倒立、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、後方３回ひねり（後ろに大きく一歩）。宙返りで高さが出ず、着地でかなり苦しんだ。
鵜飼真弘
後方３回半ひねり～前宙ひねり（高い！）、屈身アラビアン２回宙ひねり、前方２回半ひねり、後方１回半ひねり～前方１回ひねり（最初の着地で詰まる）、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、後方３回ひねり（着地右に大きく一歩）。非常に高さのある演技を見せた。
小畠廉生
後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、屈身アラビアン２回宙、後方１回半ひねり～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、後方３回ひねり（着地止める）。着地でほとんど動かない安定感を見せた。
谷川翔
前方屈身２回宙（着地尻もち）、前方２回半ひねり、後方１回半ひねり～前方２回ひねり、側宙１回ひねり、ゴゴラーゼ、マンナ、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方３回ひねり。最初の失敗がかなり勿体なかった。
湯浅賢哉
前方1回ひねり～前方２回半ひねり～後方１回半ひねり～前方２回ひねり（着地弾かれる）、十字倒立、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方２回ひねり、側宙１回ひねり、後方３回ひねり（着地弾かれる）。２か所着地で乱れたが他はまずまずの出来。
山本翔一
後方３回半ひねり～前宙ひねり（ひねり不足あり）、後方１回半ひねり～前方２回半ひねり、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、十字倒立、前方１回ひねり～前方２回ひねり、側宙、後方３回ひねり。全体的に高さが不足し、ひねり不足気味であった。
五島誉博
前方１回ひねり～前方３回半ひねり、後方１回半～前方３回ひねり、側宙１回ひねり、後方３回半ひねり～前宙ひねり、後方２回半ひねり～前方２回ひねり、後方３回ひねり。最初のG難度もしっかりと決めた。前半の着地は大きく動いていたが、しっかりとまとめてきた。
大久保圭太郎
前方２回半ひねり、後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方１回ひねり～前方２回ひねり（ラインオーバー）、側宙１回ひねり、フェドルチェンコ、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり（着地で前に崩れる）、後方２回ひねり、後方３回ひねり。不安定な実施となり減点を多く出してしまった。
山本威吹
後方３回半ひねり～前宙ひねり、後方１回半～前方２回ひねり、前方２回半ひねり（ひねり不足）、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、十字倒立、側宙１回ひねり、後方３回ひねり。ひねり不足となった箇所以外は安定していた。
廣林隼
屈身アラビアン２回宙（大きく弾かれてラインオーバー）、後方１回半～前方２回ひねり、十字倒立、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり、側宙１回ひねり、後方３回ひねり（膝曲がりあり）。
加藤裕斗
後方３回半ひねり～前宙ひねり（タイミングが合わず着地が低くなる）、前方１回ひねり～前方２回半ひねり（着地低い）、屈身アラビアン２回宙、後方１回半～前方１回半ひねり、十字倒立、後方２回ひねり、後方３回ひねり。前半で着地が合わずに少し減点を出してしまった。
楠川雄太
後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方２回半ひねり、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、後方２回半ひねり～後方１回半ひねり、フェドルチェンコ、側宙１回ひねり、後方３回ひねり。全体的に安定感を出した演技でうまくまとめてきた。
山﨑広輝
前方２回半ひねり（着地大きく一歩後ろ）、屈身アラビアン２回宙ひねり、前方２回半ひねり～前方１回ひねり（前に崩れる）、側宙１回ひねり、十字倒立、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、テンポ～後方３回ひねり。
瀬島龍三
前方１回ひねり～前方２回半ひねり、屈身アラビアン２回宙ひねり、十字倒立、後方１回半～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方２回ひねり、後方３回ひねり（着地止める）。非常に雄大で、且つ着地も安定して素晴らしい演技であった。
杉本健太郎
前方１回ひねり～前方２回半ひねり（ラインオーバー）、後方２回半ひねり～前宙１回ひねり、マンナ、側宙１回ひねり、後方１回半～前方１回半ひねり、脚上挙、後方３回ひねり（着地一歩後ろ）。着地の一歩が大きく、一か所でラインオーバーあり。
白井勝太郎
後方３回半ひねり～前方１回ひねり、後方１回半ひねり～前方２回半ひねり、伸身トーマス転、前方２回ひねり～前方１回半ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方３回ひねり。これまでの選手にない構成で雄大に決めた。
早坂尚人
後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、伸身トーマス転、後方１回半～前方２回ひねり、フェドルチェンコ、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、後方３回ひねり。高さをしっかりと出して余裕のある着地を見せた。
宗像陸
後方１回半ひねり～前方２回半ひねり、かかえ込み新月面、伸身月面、前方１回ひねり～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり、フェドルチェンコ、かかえ込み月面。高さと同時にスピード感も出していた演技。
佐藤巧
屈身前方２回宙（着地止める）、前方２回ひねり～前方１回半ひねり、後方４回ひねり（前に大きく一歩）、後方２回ひねり、かかえ込みアラビアン２回宙ひねり、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、十字倒立、後方３回ひねり。４回ひねり以外の着地はまずまず。高さも出せていた。
谷川航
前方屈身２回宙（前に大きく一歩。ラインオバー）、屈身アラビアン２回宙（体を開いての着地。高い！）、マンナ、十字倒立、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方２回ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり（着地止める）、後方３回ひねり（着地止める）。一本目が勿体ない演技。
内田龍真
屈身アラビアン２回宙（着地止める）、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、後方１回半ひねり～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、十字倒立、側宙１回ひねり、後方３回ひねり。ひねり技でやや足割れがあったが、最後の３回ひねりは見事に着地を止めた。
神本達也
かかえ込み月面、前方１回ひねり～前方２回半ひねり（前に手を着く）、後方１回半ひねり～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前宙ひねり、十字倒立、後方２回ひねり、後方３回ひねり（左に崩れてしまう）。大過失が２か所あり、残念な演技となった。
浦野裕貴
後方３回半ひねり～前宙ひねり（着地がすっぽ抜けてしまったが何とか繋げた）、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、十字倒立、後方１回半ひねり～前方２回ひねり（尻もち）、後方２回半ひねり～前宙ひねり（大きく後ろに一歩）、側宙１回ひねり、後方３回ひねり。着地がかなり不安定な状態で言々が多くなった。
小山仁寛
後方１回半ひねり～前方２回半ひねり、屈身アラビアン２回宙、十字倒立、後方２回半ひねり～前宙ひねり、後方２回ひねり、後方１回半ひねり～前方１回ひねり、後方３回ひねり（着地止める）。安定した着地で落ち着いた演技を見せた。
予選通過者
1位　早坂尚人（順天堂大学）　15.600
2位　小畠廉生（筑波大学）　15.550
3位　白井勝太郎（コナミスポーツクラブ）　15.350
4位　山本威吹（関西高等学校）　15.000
4位　小山仁寛（コナミスポーツクラブ）　15.000
4位　瀬島龍三（徳洲会体操クラブ）　15.000
4位　内田龍真（日本体育大学）　15.000
4位　佐藤巧（徳洲会体操クラブ）　15.000
4位　五島誉博（仙台大学）　15.000
※シード　白井健三（日本体育大学）
あん馬
山本翔一
逆交差倒立、ブスナリ、その後も大きなミスなく演技をまとめる。
齊藤優佑
前半順調だったがマジャールで落下。
内田隼人
開脚横移動で入り、美しい実施だったが途中惜しくも落下。
亀山耕平
入りのブスナリをきれいに決め、後半若干旋回が波打つ場面もあったが順調に通しきる。
倉島大地
入りで２種類の交差倒立を実施、フロップで落下、その後は美しい実施でまとめる。
塚元淳貴
ミクラック（馬端から馬端へのとび正交差ひねり逆交差入れ）で入りドリッグス（馬端から馬端へのとび前移動）？を実施、途中コニシをいれるなど多いなミスなく演技をまとめる。・
横山　聖
正交差倒立、逆交差倒立、フロップ、コンバイン、逆交差倒立ひねり移動開脚入れ、マジャール、シバド、逆リヤ倒立ひねり移動おり、大きなミスはなかったが細かなミスが見える実施。
武田一志
馬端から馬端への開脚横移動、逆リヤ倒立ひねり移動開脚入れなどをい入れた構成、安定感を感じさせる実施で演技をまとめる。
谷川　航
入りの正交差倒立で脚が戻る、その後立て直すが演技後半に落下。
鈴木茂斗
美しい実施で演技を通すが終末技がＣ難度に。
野々村笙吾
正交差倒立、逆交差倒立で入り、フロップ、コンバインなど腰高の実施で通しきる。
梨本隆平
前半に逆リヤ倒立ひねり移動開脚入れを入れた構成、大きな旋回での演技だったがフロップ、コンバインなど若干バランスをくずす、さらに終末技がＣ難度になってしまう。
田中佑典
非常に美しく安定感のある実施、ほぼ完ぺきに通しきる。
前野風哉
正確な技さばきで大きなミスなく通しきる。
長谷川智将
開脚旋回ひねり移動連続、開脚旋回１回ひねり、ブスナリなど高難度技をふんだんに入れた構成、終末技で若干詰まるが大きなミスなく通しきる。
今林開人
入りのブスナリを成功すると大きな旋回で、フロップ、コンバイン、ウーグォニアンなど順調に技をこなし大きなミスなく通しきる。
佐藤　亘
前半は美しい旋回で順調に演技を進めるが、中盤から動きが小さくなり落下してしまう。
出口諒財
逆交差倒立で入り、フロップ、コンバイン、ウーグォニアンなど安定感のある実施で通しきる。
池田大騎
美しい体線を活かした演技。大きなミスなくしっかり通しきる。
瀬立憲翔
２つの交差倒立で入り、前半は順調に演技をこなすが、マジャール、シバドで若干詰まり膝がゆるむなど後半に小さなミスが出る。
杉野広尭
大きなミスはなかったが、細かなミスが目立つ実施だった。
湯浅賢哉
逆交差倒立で入りブスナリをきれいに成功。後半若干動きが重くなった感じだが、しっかり通しきる。
井村太祐
ミクラックで入り、逆交差倒立で歩く、さらに後半落下。
予選通過者
１位　亀山耕平　　　１５．４００
２位　今林開人　　　１５．２５０
３位　長谷川智将　　１５．２００
４位　山本翔一　　　１５．０５０
５位　前野風哉　　　１４．９００
６位　田中佑典　　　１４．８００
６位　池田大騎　　　１４．８００
８位　野々村笙吾　　１４．７５０　Ｒ１
９位　湯浅賢哉　　　１４．７００　Ｒ２
つり輪
野々村笙吾
かかえこみルドルフの着地は前に１歩動いたが、全体としては正確で力強い実施で演技をまとめる。
瀬島隆三
大きなミスなく演技を続け、かかえこみルドルフの着地も少しの動きでまとめる。
吉岡知紘
丁寧で美しい実施、大きなミスなくバラバノフの着地もほぼ止める。
武田一志
F難度の後転中水平で入り、力強さを十分アピールした演技。かかえこみルドルフの着地もほぼ止める。
長野託也
力技の表現は良かったが、振動倒立で若干反るなど、伸身月面の着地は見事に止める。
近藤　翼
中水平など姿勢のきれいな実施、大きなミスなく演技を進め、伸身月面の着地は前に１歩。
田中康久
力技の実施は力強さを感じさせる実施。振動倒立など若干ゆれる。
白井勝太郎
力技の実施など非常に丁寧な印象をうける実施、振動倒立で若干ぶれる。
佐藤　匠
丁寧で正確な演技実施、かかえこみルドルフの着地も止める。
神本雄也
前半正確な実施で力強さをアピールしたが、伸身グチョギーからのほんてん中水平の持ち込みが高く、演技後半若干動きが詰まる。
佐藤　亘
中水平で若干反身が見えるなど細かな欠点がある実施、大きなミスなく演技をまとめる。
小倉佳祐
前半正確で美しい力技を見せていたが、振動倒立で力を使うなど中盤から若干詰まりの見える実施となってしまった。大きなミスなく最後のルドルフもほぼ止める。
佐藤　巧
力技の表現は正確で美しかったが、後半のほんてん倒立で反身が見えるなど
島田貴也
まずまずの実施で演技を進めるが、かかえこみルドルフの着地は前に大きく動く。
市瀬達貴
Ｆ難度の後転中水平で入り、正確な技捌きで力強さをアピール。かかえこみルドルフの着地もほぼ止める。
山室光史
後転中水平で入り順調に演技を進める、後半のほんてん倒立で若干揺れるが伸身月面の着地は見事に止める。
山本雅賢
ほんてん十字倒立、振り上がり十字倒立で若干揺れる。細かなミスが目立ったが大きなミスなく演技をまとめる。
川本稜馬
後転中水平、振り上がり中水平、中水平はわずかに反り身が見える、アザリアン、ホンマ十字懸垂などは正確な実施、伸身月面の着地は両足で前に動く。
齊藤優佑
振り上がり上水平、振り上がり倒立で少し揺れる、大きなミスなく演技を続けてきたたが伸身月面の着地で転倒。
小西聡多
振り上がり中水平、アザリアンなどを入れた構成。まずまずの実施でまとめる。
田中佑典
美しい実施で演技をこなす。後半の振動倒立２つで若干揺れ、かかえこみルドルフの着地も横に動くが大きなミスなく通しきる。
神津源一郎
バランディン３で入り後転中水平などを実施、力強さを十分アピールした実施で伸身月面の着地は後ろに両足で動く。
古谷嘉章
振り上がり中水平で若干お腹が落ちる。大きなミスはなかったが細かなミスが目立つ実施だった。
予選通過者
１位　武田一志　　　１５．３５０
２位　山室光史　　　１５．２５０
３位　市瀬達貴　　　１５．１５０
４位　神本雄也　　　１５．０５０
４位　野々村笙吾　　１５．０５０
６位　長野託也　　　１４．９５０
６位　神津源一郎　　１４．９５０
８位　小西聡多　　　１４．８００
９位　田中佑典　　　１４．７５０　Ｒ１
９位　佐藤　匠　　　１４．７５０　Ｒ２　　　　　
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