2015年豊田国際体操競技大会・男子平行棒決勝

加藤　凌平／KATO, Ryohei(JPN)　　Ｄ６．５　　Ｅ　８．１２５　　　１４．６２５　　
ホンマ、棒下宙返りひねり（少し手ずらし）、棒下宙返り、ベーレ、チッペルト、モリスエ、ヒーリー、ディアミドフ（少し流れる）、前方開脚宙返り腕支持、後方屈身２回宙返り下り（後ろに１歩）
若干Ｄスコアを抑えた構成、大きなミスなく演技をまとめる。
トバ・アンドレアス／TOBA, Andreas(GER)　　Ｄ６．１　　Ｅ８．１２５　　　１４．２２５
逆上がり倒立（少し倒立からはずれる）、棒下宙返りひねり、シャルロ（少し静止が短い）、ハラダ、ヒーリー、ツイスト、Ｄツイスト（前に流れる）、開脚浮き腰上がり倒立、後方屈身２回宙返り下り（止める）
ホートン・ジョナサン／HORTON, Jonathan(USA)　　Ｄ５．６　　Ｅ６．９５　　　１２．５５０
前振りあがり開脚抜き倒立、シャルロ（大きく傾いたがこらえる）、棒下宙返りひねり、棒下宙返り（握り損ねて落下）、伸腕屈身倒立、チッペルト（高く浮いた実施）、モリスエ、デイアミドフ（流れる）、後方屈身２回宙返り下り（後ろに大きく１歩）
田中　佑典／TANAKA, Yusuke(JPN)　　Ｄ６．６　　Ｅ８．９２５　　　１５．５２５
ホンマ、マクーツ、ヒーリー、シャルロ（少し力を使てこらえる）、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ツイスト、Ｄツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立、後方屈身２回宙返り下り（わずかに動く）
シャルロでわずかにバランスをくずし力を使ってこらえる場面があったが、全体としては非常に丁寧な実施で演技をまとめる。
ホアン・クオン／HOANG, Cuong(VIE)　　Ｄ６．９　　Ｅ８．５５０　　　１５．４５０
逆上がり倒立、シャルロ、棒下宙返りひねり、車輪、タナカ、後ろ振り上がり開脚入れ～倒立、ハラダ、バブサー、チッペルト、ヒーリー、後方屈身２回宙返り下り（ほぼ止める）
若干粗さはあるが高いＤスコアの構成を大きなミスなくまとめる。
バボシュ・アダム／BABOS, Adam(HUN)　　Ｄ５．４　　Ｅ８．６７５　　　１４．０７５
逆上がり倒立、チッペルト、ヒーリー、ディアミドフ、前振り開脚抜き倒立、モイ、後ろ振り上がり開脚入れ脚前挙、伸腕屈身倒立、後方屈身２回宙返り下り（止める）
ベチェルニェス・ダビド／VECSERNYES, David(HUN)　　Ｄ５．２０　　Ｅ６．９００　　　１２．１００
閉脚浮き腰上がり倒立、棒下宙返り（握りそこねて器具上落下）、ハラダ（窮屈な実施）、ヒーリー、ディアミドフ（手がずれる）、支持前振り開脚抜き倒立、ツイスト、後ろ振りあがり開脚入れ脚前挙、伸腕屈身倒立、後方屈身２回宙返り下り（前に大きく１歩）
レ・タイン・トゥン／LE, Thanh Tung(VIE)　　Ｄ６．６　　Ｅ７．６５０　　　１４．２５０
ホンマ、ヒーリー、棒下宙返りひねり（前に２歩動く）、棒下宙返り、ハラダ開脚抜き（前振りあがりひねり前方宙返り開脚抜き腕支持）、ベーレ（動きが詰まる）、バブサー、伸腕屈身倒立、チッペルト、後方屈身２回宙返り下り
ハラダで開脚抜きを行うという新技を披露、落下などの大きなミスはなかったが中欠点以上のミスがかさなりＥスコアは伸びなかった。
１位　田中佑典（日本）　　　　　１５．５２５
２位　ホアン・クオン（ＶＩＥ）　　１５．４５０
３位　加藤凌平（日本）　　　　１４．６２５
田中選手が美しい丁寧な演技で優勝、加藤選手が３位。２位には新技を取り入れた高いＤスコアの演技を見せてくれたベトナムのホアン選手が入った。