第69回全日本体操種目別選手権・男子予選ゆか

五島誉博
前方１回～前方３回半ひねり、テンポひねり～前方２回半ひねり、後方３回半ひねり～前宙ひねり、後方１回半～前方２回ひねり、後方３回ひねり。一本目の前方１回ひねりはややひねり不足の状態で前方３回半ひねりに持ち込んでいた。ひねりのうまさはぴか一で、着地まで非常にまとまった演技。
早坂尚人
後方３回半～前宙ひねり、前方１回～前方３回ひねり、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、後方１回半～前方２回半ひねり、フェドルチェンコ、後方３回ひねり。最後の着地を完全に止めるなど、安定感のある演技であった。
千葉健太
後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方１回～前方２回半ひねり、後方１回半ひねり～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～伸身前宙、後方３回ひねり。着地で僅かな動きに留め、ひねりの軸も美しい、完成度の高い演技を見せた。
星野力維
前方１回ひねり～前方３回ひねり、後方３回半ひねり～前宙ひねり、後ろとびひねり前方屈身２回宙返り、後方１回半～前方２回半ひねり、後方３回ひねり。途中の後ろとびひねり前方屈身２回宙は膝の曲がりもあり、着地も動いてしまったが、それ以外は着地をまとめ、脚力の強さをアピールした、高さのある演技を見せた。
小畠廉生
後方３回半ひねり～前宙ひねり、前方１回ひねり～前方２回半ひねり、後方１回半～前方２回ひねり、後方２回半ひねり～前方１回半ひねり、後方３回ひねり。背の高さを生かし、宙返りの高さとひねりの美しさを十分にアピールした演技。他の選手にはない表現を見せた。
谷川　航
屈身前方２回宙返り、後ろとびひねり前方屈身２回宙、前方２回ひねり～前宙ひねり、後方２回半ひねり～前方１回ひねり、後方３回ひねり。着地が僅かに動く場面もあったが、ひねり切り、宙返りの開きと玄人好みする捌きを見せた。Eスコアを8.950まで伸ばした。
内田龍真
前方１回ひねり～前方２回半ひねり、後方１回半～前方２回ひねり、後方２回半～前方１回半ひねり、後方３回ひねり。着地での乱れがなく、非常にまとまった演技。
シード　白井　健三（日本体育大学）
シード　加藤　凌平（順天堂大学）
予選上位者
１位　早坂　尚人（順天堂大学）　15.500
２位　小畠　廉生（鳥栖工業高等学校）　15.350
３位　谷川　航（順天堂大学）　15.250
４位　星野　力維（コナミスポーツクラブ）　15.150
５位　千葉　健太（順天堂大学）　15.100
５位　山本　翔一（朝日生命）　15.100
５位　五島　誉博（仙台大学）　15.100
８位　内田　龍真（日本体育大学）　14.850
８位　鵜飼　真弘（日本大学）　14.850
８位　金子　健三（順天堂大学）　14.850