第45回世界体操競技選手権現地レポート女子個人決勝第４ローテ

第45回世界体操競技選手権現地レポート45
【女子個人総合決勝】第４ローテ
■2班跳馬
FRAGAPANE (GBR)、ユルチェンコ２回ひねり膝曲り、着地はね、ライン減点。
寺本 (JPN)、前転とび前方宙返り1回半ひねり、着地姿勢が低く、脚開きなど姿勢欠点あり。
POPA (ESP)、ユルチェンコ２回ひねり後ろにとぶ。
SOSNITSKAYA (RUS)　着地後ろに動く。
HARROLD (GBR)、ユルチェンコ２回ひねり、後ろに大きく動きライン減点。
SHANG Chunsong (CHN)、ユルチェンコ１回ひねり、着地ほぼ止めて大歓声。
■3班段違い平行棒
STEINGRUBER (SUI)　パク宙でマットに足を擦り、更にフット１回ひねり～ギンガーでも足が割れて実施減点を多く出してしまった。
SASADA (JPN)　閉脚シュタルダー１回ひねり～トカチェフを決め、最後のかかえ込み月面の着地を止めた。
HILL (GER)　シュタルダーからのシャポシュニコワ～エジョワという難しい組み合わせをするが、ほん転１回ひねり～ギンガーで片手が外れる。
FASANA (ITA)　大逆手車輪、フットトカチェフ、前振りひねり低棒倒立～レイを決める。伸身ダブルは前に一歩。
BLACK (CAN)　屈身ヒンドルフは見事に決めた。最後は伸身クレーカー下りを決めた。
PIHAN-KULESZA (POL)　マロニー～前振りひねり低棒倒立～レイ、最後は車輪ひねり～１回ひねり大逆手～前宙ダブルを決めた。
■4班平均台
WAEM (BEL)、宙返り、片足水平上げターン、最後屈身2回宙着地動く。
MARTINS (POR)、後転とび連続～スワン、ターン連続、後方宙2回半ひねり着地1歩。
BROWN (AUS)、開脚前宙、かかえ込み側宙、後方かかえ込み2回宙着地動く。
STANILA (ROU)、ジャンプでのぐらつき、ロンダート～後転とび～後方宙2回半ひねり着地低く動く。
GARCIA (MEX)、後転とび～スワンで片足を大きく上げる、ジャンプで少し傾く、後方かかえ込み2回宙着地1歩動く。
LOPEZ (VEN)、側宙ひねり、かかえ込み側宙、最後着地2回半ひねり大きく前に動く。
■1班ゆか
FERRARI (ITA)、新月面は決めたが、後方伸身２回宙で前に弾かれて一歩動く。ジャンプ系でも難度を取り、最後の屈身ダブルで着地を止める。
ROSS (USA)　かかえ込みアラビアン２回宙～鹿とびはきれいに決めた。かかえ込みダブル、屈身ダブルも一歩ずつ動くが大きな乱れ無し。
YAO Jinnan (CHN)　後方３回ひねりで大きく前に一歩動き、最後のかかえ込みダブルも手を着くのを我慢したものの、結局手を着いて振付でごまかす状態。
IORDACHE (ROU)　新月面をピタリと止めたものの、かかえ込み月面で後ろに２歩動きラインオーバー。その後の体操系の動きはかなりよく、最後には屈身月面を持ってきて前に一歩で留めた。
MUSTAFINA (RUS)　かかえ込み２回宙で尻もち。他の着地は安定していたので勿体ないところ。
BILES (USA)、新月面見事な高さで決める。バイルスで前に大きく一歩。後方伸身２回宙、月面と僅かに後ろに動くも高さのある実施でかなりきれいに決める。優勝にふさわしい演技。
優勝BILES、2位 IORDACHE、3位　ROSS
寺本は53.864で18位
笹田は53.166で20位