第45回世界体操競技選手権現地レポート男子個人決勝第6ローテ

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■1班鉄棒
田中 (JPN) カッシーナ、コバチをしっかりと決め、他の要素もきっちりと決めた。最後の伸身新月面もほとんど動かず。
CHENG Ran (CHN) 伸身トカチェフ、伸身モズニク、モズニク、アドラー1回ひねり~ヤマワキ。最後の着地を見事に止めた。
WHITTENBURG (USA) アドラー1回ひねり~ヤマワキ、最後の着地は僅かに動く。
DENG Shudi (CHN) アドラーひねり、アドラー1回ひねりは足割れがあった。それでも最後の伸身新月面の着地をピタリと止めた。
BELYAVSKIY (RUS) モズニク、トカチェフ、アドラー1回ひねり~ヤマワキと決める。ホップターンでややずれた印象。伸身月面は前一歩。
内村 (JPN) カッシーナ、アドラーひねり~コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキ。アドラー1回ひねり以外には目立った減点がなく、最後の伸身新月面でも僅かに前に一歩動いた程度。素晴らしい演技で5連覇を達成。
■2班ゆか
HAMBUECHEN (GER) 伸身月面、最後のかかえ込み月面で着地が一歩ずつ動く。
LIKHOVITSKIY (BLR) 前方2回ひねりから入り、途中で後方2回ひねり、最後に後方2回半ひねりと難度の高くない構成。
WHITLOCK (GBR) 最初のシリーズから着地が止まり、トーマスシュピンデル、ゴゴラーゼのところでも会場を沸かせる。最後の後方3回ひねりも見事に着地を止める。
PURVIS (GBR) かかえ込み新月面の着地を止め、その後も伸身トーマス後の捌きで魅せる。
KUKSENKOV (RUS) 各着地で一歩ずつ弾んでしまう。後方3回ひねりは前に大きく両足一歩。
VERNIAIEV (UKR) かかえ込み新月面でラインオーバーの他、前方2回ひねり~前宙1回ひねりでも着地が乱れた。
■3班あん馬
TOMMASONE (FRA)、ブスナリ開脚おろし、Dコンバイン、Eフロップ、E下りをまとめる。TOBA (GER)、交差倒立、Eフロップで少しバランスを崩す、コンバインのつまり、下りで力を使いひねり中途半端に。HEGI (SUI)、非常にしまった旋回、下りがC難度に。PAKHNYUK (AZE)、交差倒立、少し重たい旋回ながら演技を通す。下りは低い下向き1080転向下り。SASAKI (BRA)、倒立、ブスナリを決め、大きな崩れなくE下りまで通す。MIKULAK (USA)、旋回の勢いをそのままにE下りまで演技を通す。
■4班つり輪
EDALLI (ITA)、少し十字高い、前方屈身2回宙ひねり着地動く。LEE Hyeok Jung (KOR)前半ケーブルの揺れ、月面ひねり着地動く。BATAGA (ROU)、振動力を正確にこなすがホンマ十字で姿勢が下がってしまう。新月面着地止める。CALVO MORENO (COL)、力を正確に、振動倒立で少しゆがみ、前方屈身2回宙ひねりほぼ止める。OYAKAWA (BRA)、振り上がり倒立でゆれ、下り大きく着地前にとぶ。ARICAN (TUR)、十字懸垂高い、力不足。屈身ヤマワキ~ヤマワキ~前方屈身2回宙着地止める。
内村 91.965 1位
田中 90.449 3位
2人がメダルを獲得!!
3大会連続!!