第45回世界体操競技選手権現地レポート 女子予選第6班

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■ハンガリー
 段違い平行棒。CSILLAGは通したが、ROMHANYIが前方2回宙でしりもち。DIVEKY
とBOCZOGOは1回ひねり技で倒立をはずす。MAKRA、フット1回ひねり~マロニー、フット閉脚トカチェフ、フットトカチェフ、イエガー、伸身2回宙着地1歩。13.866。
 平均台。HORVATH、前の得点がなkなか出ずに待たされてからの演技、後転とび~スワンで、落下しないように手で台を支えてしまう。DIVEKY、片足上2回ターンで落下。BOCZOGO、片手倒立から片手浮腰で見せる、宙返り、ジャンプでのふらつき、かかえ込み側宙で落下、後方かかえ込み2回宙で着地後ろにとぶ。MAKRA、ブリッジ上りでふらつき、ロンダート~閉脚後方伸身宙で落下。チームとして得点を伸ばせず。
 ゆか。HORVATH、終末は後方宙2回ひねりだが、大過失なくまとめる。DIVEKY、最後の後方宙2回半ひねりで前に数歩歩きライン減点。CSILLAG、後方伸身2回宙、屈身月面、後方屈身2回宙、それぞれ着地を止めきれず。MAKRA、屈身月面、後方宙3回ひねり、後方屈身2回宙、後方宙2回半ひねりそれぞれ着地わずかに動く。ターンは不安定。
BOCZOGO、屈身月面、前方かかえ込み2回宙着地1歩前、後方かかえ込み2回宙着地1歩、後方屈身2回宙着地とぶ。全体的にターンやジャンプが不安定だが、タンブリングでの大きなミスはなく最終種目へ。
 跳馬。3番手CSILLAG、伸身ツカハラ1回ひねり着地後ろに大きくとぶ。MAKRA、前転とび前方屈身宙返りひねりの着地を止める。BOCZOGO、前転とび前方屈身宙返り着地わずかに弾む。
ハンガリーのチーム得点207.278。
その他、ウズベキスタンのCHUSOVITINA全種目演技せず。グアテマラのGOMEZ、全種目を通じていいものを持っている。段違い平行棒では、イエガー、月面など。ゆかでは月面、後方宙2回半ひねり~前風1回ひねりなど。最後平均台は後方宙1回ひねりで台に手を触れる、後転とび連続~後方屈身2回宙で膝をマットにつく。
■ウクライナ
跳馬は全員がユルチェンコ1回ひねりであったが、SANKOVAが後ろに一歩弾んだものの、しっかりと軸と開きを見せて14.200をマーク。跳馬のチーム得点はオランダやベルギーを上回った。ただし、段違い平行棒はヨーロッパ選手権でもかなり低い得点となっていたが、やはり弱さを見せて、SANKOVAが2度の落下。他の選手も倒立の角度不足や足割れなどが随所に見られて点数が伸び悩んだ。平均台でもILNYTSKAが珍しい組み合わせである前転とび~前方かかえ込み宙返りに挑んだが落下。SAZONOVAも側宙1/4ひねりで足を滑らせて台上に落下。他の選手もふらつきを多く見せたが、最後のSANKOVAは滑らかな動きで、ふらつきがあったものの大過失なく13点台に乗せた。最後の種目のゆかでは、来年の団体出場権24位以内に向けてミスをだしたくないところであったが、1人目のFEDOROVAがメメルで軸が傾いて手を着くミス。また、ILNYTSKA、SANKOVAと最後の屈身ダブルで両手を着いてしまう大過失をしてしまい、得意と思われたゆかで点を伸ばせなかった。この結果、暫定14位になってしまい、来年の出場権が厳しくなった。