第67回全日本個人総合男子1日目2班

報告者:

○第1ローテーション
野々村晃司 跳馬
アカピアン、綺麗な姿勢で着地を止める。
加藤凌平 鉄棒
伸身トカチェフ、コールマン、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、余裕のある実施で演技をまとめる。伸身新月面の着地は前に動く。
齊藤優佑 あん馬
途中力の入る場面もあったが、大きなミス無く演技をまとめる。
野々村笙吾 跳馬
ドリッグス、まずまずの実施だったが右に傾きラインオーバー。
田中佑典 あん馬
逆交差倒立、正交差倒立と良い流れだったが、三つ目の倒立に上げようとして停止。
田中和仁 鉄棒
いつもどおり素晴らしい実施で演技をまとめる。着地も止める。
内村航平 ゆか
後方宙返り3回半ひねり~前宙ひねりで入る構成、素晴らしい実施で最後の後方3回ひねりもほぼ止める。
神本雄也 つり輪
振り上がり中水平、けあがり中水平、正確な姿勢で力強さをアピール、下りはバラバノフ止める。
岡隼平 跳馬
ドリッグス、両足で前に1歩にまとめる。
瀬島龍三 ゆか
後ろとびひねり前方屈身2回宙返りひねりを止める、全体的な実施も良く最後の後方3回ひねりも止める。
植松鉱治 平行棒
屈身ベーレ、バブサーなどを入れた構成。良い流れの演技だったが、後方屈身2回宙返り下りの着地は少し腰砕け状態で後ろに動く。
早坂尚人 鉄棒
アドラー1回ひねり~ヤマワキを成功、高校生ながら雄大な実施で伸身新月面の着地も止める。
桑原
逆上がり開脚入れから入り、途中開脚前宙屈腕支持を取り入れるなど盛りだくさんの江南度技を入れた構成で着地も止める。
○第2ローテーション
田中佑典 つり輪
けあがり中水平、けあがり脚上挙十字懸垂などを取り入れた構成で振動技の実施も良く、
新月面の着地も止める。
野々村笙吾 平行棒
ホンマ、棒下ひねりで少し流れる、屈身ベーレ、チッペルト、美しい流れで後方屈身2回宙返り下りの着地は両足で前に1歩。
神本雄也 跳馬
シューフェルト、まとまった跳躍で前に1歩
内村航平 あん馬
新たに正交差倒立を入れた構成、その正交差倒立で1歩動いたが後はまずまずの実施で現時点でこの種目唯一の15点台を獲得。
山室光史 ゆか
若干価値点を下げた構成、大きなミス無く演技をまとめる。
植松鉱治 鉄棒
カッシーナ、コールマンなどは成功、リバルコで手が滑ったか握り損ねて停止してしまう。
沖口誠 ゆか
入りはロウウン、順調に演技を遂行していったが途中勢い余ってラインオーバー、最後はかかえこみ月面で後ろに動く。
石川大貴 ゆか
後方3回ひねり~前宙ひねり、後ろとびひねり前方屈身2回宙返りで前に動く、途中に後方3回ひねりを入れて、最後はかかえこみ月面。まずまずの実施で演技をまとめる。
岡隼平 平行棒
中盤まで美しい実施で演技を続けてきたが、振り上がり倒立で肘をゆるめて調整、下りがかかえこみになってしまう。
齊藤優佑 つり輪
ふりあがり中水平、けあがり中水平、グチョギー連続からほんま十字懸垂、正確な実施で演技を続けるが振動倒立で若干ゆれる。最後の伸身月面は着地を止める。
○第3ローテーション
田中和仁 ゆか
非常に丁寧で美しい実施、終盤にツルバノフを入れ最後は後方3回ひねり、わずかに動く。
内村航平 つり輪
振り上がり中水平、アザリアン、振り上がり十字倒立などを取り入れた構成。静止技の姿勢も美しくまずまずの実施で演技をまとめる。
山室光史 あん馬
落下などの大きなミスは無かったが、正交差倒立で1歩動く。
岡隼平 鉄棒
最初の手放し技で近づく、コールマンはぎりぎり掴む、落下などの大きなミス無く演技をまとめる。
神本雄也 平行棒
高い価値点の構成で実施も良く、現時点でこの種目最高点を獲得。
齊藤優佑 跳馬
ヨーⅡ、雄大な跳躍でひねりきりも良く両足で前に1歩にまとめる。
早坂尚人 ゆか
後方3回半ひねり~前宙ひねりで入り、途中前方2回半ひねり~前宙伏せ、1カ所着地ではじかれた場面があったが全体的には良い実施で最後の後方3回ひねりも余裕を持って止める。
石川大貴 あん馬
フロップ、コンバイン、途中にマジャールシュピンデルを入れた構成、うまくまとめる。
野々村笙吾 鉄棒
アドラーひねり~伸身トカチェフ、トカチェフ、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、良い流れで演技を続け最後の伸身新月面は両足で前に1歩。
横山聖 平行棒
ホンマ、棒下ひねり、チッペルトなどを入れた構成。正確な実施で後方屈身2回宙返りの着地も止める。
加藤凌平 ゆか
入りは後方3回ひねり~前宙ひねり、途中後ろとびひねり前方屈身2回宙返りを側方宙返りひねりに変更した構成、最後の後方3回ひねりも含めほぼすべての着地を止める。
○第4ローテーション
内村航平 跳馬
ヨーⅡ、美しい跳躍で着地は両足で後ろに1歩。
神本雄也 鉄棒
丁寧な実施で演技をまとめる。
山室光史 つり輪
力強い演技で現時点でこの種目トップの得点を獲得。
瀬島龍三 跳馬
ドリッグス、きれいにまとめる。着地はわずかに動く。
小原孝之 跳馬
シューフェルト、雄大な実施で着地1歩にまとめる。
武田一志 鉄棒
コバチ、コールマン、まずまずの実施で演技をまとめる。
森赳人 鉄棒
伸身ピアッティを成功させるが、途中落下。
垣谷拓斗 平行棒
シャルロで入り、途中に開脚前宙屈腕支持を入れた構成、後方屈身2回宙返り下りでしりもち。
小林研也 あん馬
逆交差倒立で入り、フロップ、コンバインなど順調に消化、演技をまとめる。
鈴木大介 鉄棒
アドラーひねり~開脚モズニク、伸身トカチェフを入れた構成、伸身月面で両足で前に動くがまずまずの実施で演技をまとめる。
加藤凌平 あん馬
逆交差倒立から入り、フロップ、コンバイン、ロスなどを入れた構成、落下など大きなミスは無かったがあまり良くない実施で演技をまとめる。
田中佑典 平行棒
前半棒下ひねりで少しバランスを崩すが、シャルロ~ヒーリー(E)を成功するなど演技全体としては素晴らしい実施、着地も止める。
田中和仁 あん馬
入りの逆交差倒立を美しい実施できめるが、フロップで落下。
○第5ローテーション
 
植松鉱治 あん馬
何カ所か馬体タッチが見られたが、落下など大きなミス無く演技をまとめる。
沖口誠 跳馬
ロペス、着地で動いたがまずまずの跳躍。
瀬島龍三 平行棒
入りの逆上がりひねりが少しあわただしかったが、モリスエ、ベーレなどを入れた構成で後方屈身2回宙返りの着地も止める。
岡隼平 ゆか
最後の後方3回ひねりでわずかに動いた以外、ほぼすべての着地を止める素晴らしい実施で演技をまとめる。
山室
ドリッグス、後ろに1歩。
田中佑典 鉄棒
コールマン、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラーひねり、アドラー1回ひねり逆手などを入れた構成、着地はわずかに動いたが美しい実施で演技をまとめる。
加藤凌平 つり輪
力技、振動技ともに順調にこなし、グチョギー~後方車輪~新月面の着地も止める。
田中和仁 つり輪
中水平、十字懸垂など正確で美しい実施、屈身グチョギー~グチョギー~ほんて倒立もまとめ、伸身月面の着地も止める。
内村航平 平行棒
マクーツ、ヒーリー、ドミトリエンコ、順調に成功、棒下で若干流れるが大きなミス無く演技をまとめる。着地は後ろに1歩動く。
○第6ローテーション
古谷嘉章 つり輪
脚上挙十字懸垂~十字倒立を実施、大きなミス無く演技をまとめる。
早坂尚人 跳馬
ドリッグス、雄大な実施で着地1歩にまとめる。
亀山耕平 あん馬
逆交差倒立、正交差倒立、フロップ、コンバイン(E)、マジャールシュピンデルなど順調に演技を進めたが終末技で本来下りる側に下りられず。
加藤凌平 跳馬
ロペス、非常に切れ味鋭いひねりで着地も1歩にまとめる。
田中和仁 跳馬
ドリッグス、美しい実施だったが右に傾き、ラインオーバー。
内村航平 鉄棒
伸身コールマン(ほぼ完璧)、アドラーひねり~コールマン(少し近づく)、アドラー1回ひねり~ヤマワキもうまくまとめ、最後はフェドルチェンコ、わずかに動くが見事成功。
野々村笙吾 あん馬
逆交差倒立で1歩動く、その後立て直すがマジャールで姿勢を乱す、落下など大きなミスはなかったが得点を伸ばせず。
神本雄也 ゆか
後ろとびひねり前方2回宙返りで前にとびラインオーバー、2節目もラインオーバー、その後は着地をまとめ最後の後方3回ひねりは後ろに動く。
山室光史 平行棒
中盤まで順調な演技だったが、支持開脚抜きでバーに乗ってしまう、さらに着地で後ろに大きく数歩動く。
植松鉱治 つり輪
伸身グチョギー、リーニンなどを取り入れた独創的な構成。前方屈身2回宙返り下りの着地も止める。
○第7ローテーション
石川大貴 鉄棒
ヤマワキひねり片大逆手、リバルコ、アドラー1回ひねり~ヤマワキなどを雄大に捌き、伸身新月面の着地は両足で1歩。
白井勝太郎 跳馬
ドリッグス、ほぼ止める。
小林研也 平行棒
盛りだくさんの高難度技を盛り込んだ構成で着地も止めたが、ヒーリーでバーに足をぶつける。
野々村笙吾 つり輪
振り上がり中水平、ホンマ十字懸垂~中水平、屈身ヤマワキ~振り上がり十字倒立など力強い実施でさ履き、伸身月面の着地も止めガッツポーズ。
田中佑典 ゆか
第3節でラインオーバーがあったが、全体的には丁寧で美しい実施で演技をまとめる。
加藤凌平 平行棒
ホンマ、棒下ひねり、棒下など順調に捌き、屈身ベーレ、モリスエも成功、着地は止まらなかったが演技をまとめる。
田中和仁 平行棒
後方屈身2回宙返りの着地は後ろに動いてしまったが、棒下系、屈身モリスエなど素晴らしい実施で演技をまとめる。
山室光史
伸身コールマン、コールマンなどは成功、アドラー1回ひねりが流れてしまいヤマワキに続けられず、落下などは無く演技を終了。
神本雄也 あん馬
終盤まで大きなミス無く演技を行ったが、終末技直前で落下。最終種目で順位を下げる。
武田一志 あん馬
開脚でのマジャール&シバドを実施、終末技で倒立に上がらず。
早坂尚人 平行棒
バブサー、開脚前宙などを入れた構成、後方屈身2回宙返りは高さがあったが惜しくも止まらず。
1日目を終わっての順位
1位 内村航平  91.850
2位 加藤凌平  89.800
3位 田中佑典  89.050
4位 野々村笙吾 88.400
5位 小林研也  88.300
6位 中島立貴  87.650
7位 植松鉱治  87.200
8位 石川大貴  87.150
9位 早坂尚人  87.050
10位 吉岡知紘 86.900
11位 瀬島龍三 86.850
12位 田中和仁 86.650
内村航平が2位以下に大差をつけて暫定1位。
高校3年生の早坂尚人が9位と大健闘。