第5回アジアシニア体操競技選手権女子レポート4
報告者:
11月12日
女子団体決勝、個人総合、種目別予選
15分ローテを終え、日本はゆかからのスタート。
■ゆか
一種目目のトップバッターという緊張からか、ダンコ絵里香リンが最後の屈身ダブルで後にはじかれ失敗。二番目の演技者、野田咲くらは着地までまとめた演技。後に続く井上和佳奈、古西里咲も着地まで意識のできた演技であった。ラストに演技した兎澤静は一本目の1/2ひねり前方かかえこみ2回宙返りで大過失があり、日本チームとしてはあまり良いスタートが切れなかった。
■跳馬
全員が大きなミスなく、ゆかでの失敗から流れを変える演技であった。
■段違い平行棒
一番手、古西。ゆか、跳馬に続く良い演技であった。続く井上、野田、兎澤も堂々と演技し、持っている力を出し切った。海外での試合が初めてであった最終演技者の関口未来も緊張感はあったが、大きなミスなくまとめた。
■平均台
ポディウム練習では失敗が多く出た 最終種目、平均台。一番手のダンコは水平ターンでふらつきがあったものの最後の着地までまとめた。
続く、野田は側方かかえこみ宙返りで大きくふらついたが、粘り強さをみせ最後までやりきった。三番手、井上。Eスコア8.8と減点の少ない演技であった。続く兎澤、関口は安定感のある演技で着地までまとめた。
結果
団体
1位 中国
2位 北朝鮮
3位 日本
個人総合
4位 井上和佳奈
8位 野田咲くら
種目別決勝進出者
跳馬 古西里咲
段違い平行棒 井上和佳奈、野田咲くら
平均台 井上和佳奈、ダンコ絵里香リン
ゆか 古西里咲、井上和佳奈