第66回全日本団体・種目別選手権女子段違い平行棒決勝

内村春日(日本体育大学)
　車輪1回ひねり～車輪～車輪１／２ひねり～イエガー、前振りひねり下移動倒立～レイ、かかえ込み新月面（前に崩れて手と膝を着く）。新月面に果敢に挑んだが惜しくも失敗してしまった。12.400
古西里咲(帝京高等学校)
　マロニー、シュタルダー1回ひねり～トカチェフ（低い実施）、シュタルダー～フット～前振りひねり下移動倒立～レイ、かかえ込み月面（着地止める）。流れがスムーズにいかないところもあったが、うまくまとめて、最後の着地も見事に止めた。13.200
兎澤静(戸田市スポーツセンター)
　シュタルダー半ひねり～イエガー、シュタルダー1回ひねり～車輪～前振りひねり下移動倒立～レイ、アラビアン２回宙返り下り（フォンテーン）。着地で一歩後ろに動いたが安定感が光った演技。13.450
冨永ありさ(国士舘大学)
　イエガー、ギンガー、車輪1回ひねり～前振りひねり下移動倒立～レイ、伸身月面。日本で数少ない、伸身月面を行える選手。着地もほぼ止めた。13.550
村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)
　シュタルダー～車輪半ひねり～屈身イエガー、前振りひねり下移動倒立～レイ、車輪1回ひねり（やや流れる）、かかえ込み月面（後ろ一歩）。後半の車輪１回ひねりのところでやや構成を変えて立て直した感じであったが、着地まで何とかミスなくまとめた。13.350
野田咲くら(朝日生命)
　閉脚シュタルダー～シュタルダーひねり～イエガー、シュタルダー～車輪1回ひねり～レイ、前振りひねり前方かかえ込み2回宙返り下り（フォンテーン、前一歩）。大きな乱れはなく、流れのいい演技を見せた。13.400
田中理恵(日本体育大学研究員)
　シャポシニコワ～パク～シュタルダー～マロニー～前振りひねり下移動倒立～レイ、車輪1回ひねり～車輪～車輪半ひねり～イエガー、後方伸身2回宙返り下り（着地止める）。車輪１回ひねりで僅かに乱れがあったが、ベテランらしくうまくカバーし、最後の伸身月面の着地を止めて見事な演技であった。14.550
鶴見虹子(日本体育大学)
　フット、片手軸前方車輪1回ひねり大逆手～片手軸1回半ひねり～トカチェフ、片手軸大逆手車輪1回ひねり～イエガー、前振りひねり下移動倒立（やや流れる）～レイ、後方伸身2回宙返り下り。前振りひねり下移動倒立が流れてリズムが狂ったように見えたが、持ちこたえてその後のレイにうまく持ち込んだ。ロンドン五輪でこの種目の決勝に進出した力を見せて、15.000をマークして優勝。
1位　鶴見
2位　田中
3位　冨永
4位　兎澤
5位　野田
6位　村上
7位　古西
8位　内村