内村航平選手（ＫＯＮＡＭＩ）インタビュー

―今日のコンディションは気持ちを含めてどうだったか？
気持ちも体の調子も、すごく良くて、出だしのゆかから良いスタートが切れて、そのままリズム良くいけたんですけれど、最後の鉄棒だけ試技順が一番だったので、少し息が上がったままやってしまったのが、ミスの原因かなと思っています。
―順天堂を追いかける形での最後の鉄棒に入る前は、どのような気持ちで臨んだのか？
別に、順大のことはとくに気にせずに、本当に試技順が一番というのが今までなかなかないので、いつも通りにやってしまうと、少ししんどかったなと。練習でも試技順一番というのはやっていなかったので、しょうがないかなと思います。
―怪我の影響は？
鉄棒はまったく痛くないので、とくに関係はないです。
―今の率直な気持ちを
悔しいとしか言いようがないです。
―体操ニッポンを引っ張るという立場で、若い選手がどんどん追い上げて来ているというふうに見た場合、どんなふうに感じていますか？
頼もしい存在が2人も出て来ているので、できれば一緒にチームを組んで、日本代表として戦いたいなという気持ちです。
―今後の目標は？
試合が終わったばかりなので、とりあえず今は体を休めたいです。
―競技会で伸身トカチェフで落下するのは初めて見ましたが、記憶はありますか？
初めてですね。高校の時も使っていたんですけれど、1回も落ちたことないので、初めてですね。
―妹の春日さん(日本体育大学)の優勝は？
妹も落下したみたいで、兄妹そろって仲良く落下してしまったので、親には少し申し訳ないですけれども、妹が優勝したので、親には妹が恩返しできてるんじゃないのかなと思います。
―連覇ができなかった要因は？
チームが万全の状態じゃなかったというのが、いちばんの原因だと思うんですけれど、そういう中でもミスをしてしまい、順大の方がミスが少なかったので、ちゃんとした練習を積まないと日本一にはなれないなということを実感しています。
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