第66回全日本体操・女子2日目
第1ローテーション
鶴見(段違い)片手軸大逆手1回ひねりの前の車輪半ひねりで戻ってしまい、イエーガーまでも抜いてしまう構成となった。D5.3
寺本(跳馬)ユルチェンコ1回半ひねり。僅かに動く程度に着地をまとめた。
村上(ゆか)3回ターンはほぼ完ぺき。昨日失敗した3回ひねりも決めた。Dスコア6.2、Eスコア8.5!
美濃部(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。僅かに弾む程度の着地。
田中(跳馬)ユルチェンコ1回半ひねり。後ろ一歩。
山岸(段違い)閉脚シュタルダー半ひねりで戻りかける。月面も大きく前一歩。
飯塚(跳馬)ユルチェンコ2回ひねり。やや低くなったが、後ろ一歩で着地をまとめた。
井上(段違い)トカチェフを決め、最後は高さのある伸身ダブル。
笹田(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。後ろ一歩。
新竹(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。やや低く着地前一歩。
内山(段違い)大きな乱れなく最後の月面までうまくまとめた。
野田(段違い)低棒移行倒立がはまり切らず、最後のアラビアン2回宙も大きく前一歩。
龍(段違い)振り出し低棒移行倒立で足割れもあり、倒立がかなり沿ってしまったが見事に立て直した。
全日本暫定順位
1位 飯塚
2位 村上
3位 田中
4位 寺本
5位 笹田
6位 内山
第2ローテーション
村上(跳馬)伸身ツカハラ1回ひねり。僅かに前一歩。
美濃部(段違い)前方ダブルの終末技で尻もち。振り出し低棒移行倒立もはまらず。
山岸(平均台)交差輪とびでぐらついた以外は、かなり安定感を出した演技。
田中(段違い)美濃部の点で大分待たされる。シャポシュニコワからレイまでのシリーズは圧巻だったが、け上がり倒立がやや上がり切らず。伸身ダブルはほぼ止めた。
井上(平均台)一つ一つ丁寧に捌き、最後は余裕のある後方3回ひねりを決めた。
永井(跳馬)ユルチェンコ2回ひねり。かなりきれいにまとめた。
内山(平均台)後方開脚宙でやや乱れた。かかえ込み前宙も足が滑りかけた印象。しかし、落ち着いて大過失なくまとめた。
飯塚(段違い)連続部分もよどみなくきれいに決めて、最後の月面宙返りもほぼ止めた。
笹田(段違い)1か所倒立が沿ったものの、連続技のところでも大きな乱れなく、最後の月面宙返りも止めて安定した演技であった。
新竹(段違い)減点に繋がるような箇所をほとんど見せず、最後の前宙ダブルも完璧に止めた。安定感がかなり光った演技。
大島(ゆか)3回ひねりでひねり不足で弾かれた着地となった。
龍(平均台)宙返りで2か所乱れがあった。
寺本(段違い)閉脚シュタルダー半ひねりで戻りかけた後、イエーガーで落下。
鶴見(平均台)交差輪とび、片足水平上げターンでややふらつきがあったものの、丁寧に最後までまとめた。
全日本暫定順位
1位 飯塚
2位 永井
3位 田中
4位 村上
5位 鶴見
6位 笹田
第3ローテーション
田中(平均台)最後の屈身ダブルの後ろ一歩以外の過失はほとんどなし。自信にみなぎった演技であった。
内山(ゆか)タンブリング系の着地をほとんど止めるほぼ完ぺきな演技。Dスコア5.7、Eスコア8.45
飯塚(平均台)開脚前宙でかなり大きくバランスを崩した。他に前宙計で2か所ぐらつきあり。ジャンプでも安定感に欠ける演技となってしまった。得点も11.100と伸びず。
笹田(平均台)入りの大技は今日も実施せず。しかし、その分安定感は昨日よりもあり、着地まで止めてきた。
大島(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。前一歩。
龍(ゆか)最後の後方3回ひねりで前に手を着くなど、タンブリング系の着地が不安定となってしまった。
新竹(平均台)昨年より入り技を抜いた構成。ほとんどぐらつきがなく、最後は屈身ダブルで前一歩の着地でまとめた。
鶴見(ゆか)最初の2回半ひねりの着地でやぶれた他、後方1回半~前方1回でも大きく後ろ一歩。
村上(段違い)低棒でのフットで大きく乱れてしまった。
寺本(平均台)2回ターンは相変わらずの安定感。ジャンプではややぶれがあった。最後の3回ひねりはほぼ着地を止めた。
山岸(ゆか)タンブリング系の着地でかなり高い安定感を見せた。
全日本暫定順位
1位 田中 42.400
2位 笹田 41.050
3位 飯塚 40.350
4位 新竹 40.100
5位 鶴見 39.950
6位 内山 39.750
第4ローテーション
飯塚(ゆか)着地を慎重にまとめて安定した演技を見せた。
内山(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。後ろ一歩。
笹田(ゆか)2回半~伸身前宙で後ろに乱れてしまった。その他は大きな過失なくうまくまとめた。
龍(跳馬)ユルチェンコ2回ひねり。前に僅かに一歩。
新竹(ゆか)4回ターンは成功せず。タンゴ調の新しい曲に合わせて、安定したタンブリングを見せた。
鶴見(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。前に一歩。
山岸(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。
大島(段違い)イエーガーで落下。前宙ダブルでも尻もち。
井上(跳馬)ユルチェンコ1回ひねり。後ろ一歩。
寺本(ゆか)タンブリング系の着地はほぼ止まり、完璧に近い演技。
美濃部(ゆか)最後の屈身ダブルで後ろに一歩大きく動いたのが悔やまれる。最初の3回ひねりは高さがあり、余裕のある捌き。
村上(平均台)開脚前宙で落下。
田中(ゆか)今日は最初のシリーズは伸身前宙半ひねりまで続けた。最後の屈身ダブルも優勝を確信するかのような慎重な着地で止めた。表情まで曲に合わせた魅せつける演技。見事に全日本初優勝を飾った。
全日本最終順位
1位 田中 56.450
2位 笹田 54.450
3位 飯塚 54.400
4位 寺本 53.450
5位 内山 53.200
6位 新竹 53.050
7位 鶴見 52.950
8位 山岸 52.350
9位 美濃部 52.150
10位 井上 52.000
11位 村上 51.300
12位 野田 51.200
13位 北野 50.750
14位 ダンコ絵里香 50.650
15位 永井 50.400
16位 龍 50.250
17位 大瀧 50.100
18位 なかむら 49.550
19位 内村 49.400
20位 大島 49.250
21位 芦川 48.750
22位 杉村 48.400
23位 湯元 48.300
24位 兎澤 47.850