2011世界体操選手権女子種目別ゆか

※ルーマニアのBULIMARとイタリアのFERRARIは怪我の為、リザーブのMITCHELL（オーストラリア）、CHELARU（ルーマニア）と交替し、ロシアのKOMOVAは、チーム内でAFANASEVAと入れ替わった。
■WIEBER Jordyn (USA)
かかえ込み新月面、後方１回半ひねり～ロンダード～後転とび～後方３回ひねり、３回ターン（きれいに決まる！）、カデット半ひねり、後方２回半～伸身前宙、ジョンソン半ひねり、屈身ダブル（ほぼ止める）
⇒Dスコア6.0、Eスコア8.7、14.700
■MITCHELL Lauren（ROU)
テンポ宙～アラビアン２回宙～鹿とび、屈身月面（大ジャンプ出来ず）、しゃがみ立ち３回ターン、後方２回半～伸身前宙、交差輪とび～（交差とび１回ひねりを入れようとしたが・・・）、屈身ダブル～大ジャンプ、カデット半ひねり
⇒Dスコア6.3、Eスコア8.433、14.733
■YAO Jinnan (CHN)
伸身ダブル、３回ひねり～大ジャンプ、足上げターン、交差とび半ひねり、後方１回半～ロンダード～後転とび～後方２回半ひねり～鹿とび、交差輪とび、カデット半ひねり、屈身ダブル（前一歩）
Dスコア6.0、Eスコア8.866、14.866
■RAISMAN Alexandra (USA)
後方１回半～ロンダード～後転とび～かかえ込みアラビアン２回宙～かかえ込み前宙、屈身アラビアン２回宙、交差輪とび～カデット半ひねり、後方３回ひねり（着地止める）、交差とび半ひねり、屈身ダブル（後ろ一歩）
⇒Dスコア6.1、Eスコア8.9、15.000
■SUI Lu (CHN)
テンポ宙～後方３回ひねり～鹿とび、後方２回半～伸身前宙１回ひねり、４回ターン（非常にきれいだが、途中でかかとを着く）、後方１回半ひねり～前方１回半ひねり、交差輪とび～交差とび半ひねり、足上げ２回ターン、屈身ダブル（着地止める）
⇒Dスコア6.1、Eスコア8.966、15.066
■TWEDDLE Elizabeth (GBR)
後方１回半ひねり～ロンダード～後転とび～かかえ込みアラビアン２回宙（前一歩、ラインオーバー）、屈身アラビアン２回宙～鹿とび（低い着地の後に強引につなげた印象）、カデット半ひねり～ジョンソン半ひねり、片足水平上げターン、交差とび半ひねり、後方２回半ひねり～伸身前宙１回ひねり（着地止める）
⇒Dスコア6.1、Eスコア8.5、ライン減点-0.1、14.500
■CHELARU Diana Maria (ROU)
かかえ込み月面、テンポ宙～後方３回ひねり、ジョンソン半ひねり、交差とび～交差とび１回ひねり、かかえ込み後方２回宙（大きく両足後ろ一歩）、カデット１回ひねり、開脚前宙、交差輪とび、屈身ダブル（前一歩）
⇒Dスコア5.8、Eスコア8.4、14.200
■AFANASEVA Ksenia (RUS)
後方伸身ダブル、テンポ宙～後転とび～後方３回ひねり、片足を後ろに上げて２回ターン、カデット１回ひねり、後方１回半ひねり～前方１回ひねり～、片足水平上げ２回ターン、屈身ダブル（後ろに小さく一歩）
⇒Dスコア6.1、Eスコア9.033、15.133
RAISMAN、SUI、AFANASEVAが１５点台のハイレベルの争いを演じたが、迫力あるアクロバット系を見せ、体操系の技でも高難度の技を正確に行ったAFANASEVAが最後の演技者で見事に優勝。しかし、上位３人は正に実力が拮抗しており、見方一つでいつでも採点が変わりそうなくらい、見ごたえのある大接戦であった。
１位　AFANASEVA
２位　SUI
３位　RAISMAN
４位　YAO
５位　MITCHELL
６位　WIEBER
７位　TWEDDLE
８位　CHELARU