2011世界体操選手権女子団体決勝第3ローテーション
跳馬
SHINTAKE, Yuko (JPN) ユルチェンコ1回ひねり、着地まとめる
TERAMOTO, Asuka (JPN) ユルチェンコ1回半ひねり、着地弾む
TANAKA, Rie (JPN) ユルチェンコ1回半ひねり、前に動く
BRENNAN, Ashleigh (AUS) 伸身ツカハラ1回ひねり、一歩僅かに動く
LITTLE, Emily (AUS) ユルチェンコ2回ひねり
MITCHELL, Lauren (AUS) ユルチェンコ2回ひねり、前に倒れて手を着くミス
段違い平行棒
SEITZ(GER) シュタルダーからのシャポシュニコワ1回ひねり、ギンガー1回ひねり、イエガーと超高難度技を次々と成功させたが、閉脚フットトカチェフで痛恨の落下、かかえこみ月面の着地は後ろに1歩にまとめる。
WHELEN(GBR) 閉脚シュタルダーシャポシュニコワ、ギンガー、イエガー、ほんてん倒立ひねり~ほんてん倒立1回ひねり、車輪1回ひねり、屈身ダブル
DOWNIE(GBR) 閉脚フットシャポシュニコワ、シュタルダートカチェフを成功させ、かかえこみ月面の着地を止めた。
TWEDDLE(GBR) 閉脚フット1回ひねり~閉脚トカチェフひねり片大逆手~エジョヴァ~マロニー、車輪ひねり大逆手~片手支持1回ひねり逆手倒立~ホルキナ、かかえこみ月面、高難度技をこれでもかと連続させる構成で実施も雄大に捌き、着地も見事に止めた。
平均台
VEGA, Sabrina (USA) 開脚前宙~後転とび~後方開脚宙を決めて、更に交差とび~屈身後方宙も安定した実施。後転とび連続~後方屈身宙はほぼ着地を止めた。
RAISMAN, Alexandra (USA) 後転とび~テンポ宙、カデット半ひねりなどを決めて、最後にアラビアン2回宙をかなり高い実施で安定した着地を見せた。
WIEBER, Jordyn (USA) 開脚前宙~後転とび~後方開脚宙、後方宙1回ひねり~後転とびで場内を沸かせた。
INSHINA, Yulia (RUS) 開脚前宙~後転とび~後方開脚宙、側宙、交差輪とびなど大過失なし。屈身ダブルで前一歩。
KOMOVA, Victoria (RUS) かかえ込み前宙でふらつきがあり、その後の後転とび~後方開脚宙連続で落下。後転とび連続~かかえ込みダブルの着地は止めた。
DEMENTYEVA, Anna (RUS) イリュージョンターン、交差輪とび、オノディ~羊とびと決めたが、交差とび、かかえ込み宙でそれぞれふらつきあり。最後はロンダード~後転とび~後方3回ひねり。
ゆか
TAN SIXIN(CHN) 入りの後方宙返り1回半ひねり~ロンダート~後転とびでつぶれてしまう信じられないミスを犯してしまう。
YAO, Jinnan (CHN) 伸身ダブルは余裕の高さ。その後の後方3回ひねりで着地がはじかれて14.333に留まる。
SUI, Lu (CHN) テンポ~後方3回ひねりでその正確さと豪快さに場内が沸く。後方2回半~前方1回、3回ターン、後方1回半~前方1回半もかなり正確な実施。更に屈身ダブルの終末技でも安定した着地。
CHELARU(ROM) 屈身ダブル、テンポ~後方宙返り3回ひねり、交差とび1回ひねり、1回ターン、交差とび~開脚とび1回ひねり、かかえこみダブル、開脚とび1回ひねり、交差輪とび、屈身ダブル
BYRIMAR(ROM) 伸身ダブル、後方宙返り1回半ひねり~ロンダート~後転とび~屈身ダブル、開脚とび1回半ひねり、交差とび1回ひねり、屈身月面、、かかえこみダブル、宙返り技で若干脚開きが見られたが演技全体としては美しい演技だった。
PONOR(ROM) 非常に雄大な伸身ダブル、テンポ連続~後転とび~これまた雄大な屈身月面、開脚とび1回ひねり、交差輪とび、交差とびひねり、終末の後方宙返り3回ひねりも雄大だったが、若干膝のゆるみが目立った。
アメリカが平均台でもノーミスで乗り切り、ロシアをさらに引き離して3点以上をリード。最終ローテーションでよほどのミスがない限り優勝の可能性がかなり高くなった。銅メダル争いはルーマニアが得意のゆかで中国を一気に追い上げ、0.733差として最終種目に望みを残した。ドイツはSEITZの落下があったものの5位をキープ。イギリスはTWEDDLEの段違い平行棒で高得点をマークしてドイツに迫ってきた。日本は跳馬での追い上げも及ばずに引き続き最下位。予選同様、最終種目の得意の段違い平行棒に追い上げを図る。
1位 アメリカ 135.413
2位 ロシア 132.263
3位 中国 128.996
4位 ルーマニア 128.263
5位 ドイツ 127.847
6位 イギリス 127.063
7位 オーストラリア 125.198
8位 日本 125.056